ハーモニーランドの進化
2025-12-08 12:52:57

サンリオが提案する「世界でいちばんやさしい場所」大分ハーモニーランドのリゾート化計画

ハーモニーランドの新たな展望



大分県に位置する「ハーモニーランド」は、サンリオとサンリオエンターテイメントの取り組みにより、今後リゾート化に向けた新たな計画を進めています。この構想は、2025年までの実現を目指し、訪れる全ての人が心地よく、楽しめる場所を提供しようというものです。

基本構想の概要



2023年12月8日、大分県庁にて地域の自治体とともに発表されたこの基本構想では、「世界でいちばんやさしい場所」を目標に掲げ、具体的には大分の美しい自然、温泉、食文化をテーマにしたリゾート体験の創出が目指されています。この計画の推進にあたり、サンリオは地域と密接に連携し、様々な観光施策を通じて地域活性化を目指していきます。

ハーモニーランドは1991年に開業し、35周年を迎える来年に向けて大きな変革を遂げようとしています。佐藤樹一郎大分県知事や安部徹也日出町長からも期待の声が上がり、エンタメリゾートとしての進化が高い注目を浴びています。

共創型のプロジェクト



今回のリゾート化計画では、完成した施設を一方的に提供するのではなく、地域住民やファンと共にアイデアを出し合い、エンターテイメントを形にしていく「共創型」の開発が重視されます。これを実現するために、「ハーモニーランド未来共創室(仮)」を設立し、国内外からの意見を取り入れながら、リゾートの設計におけるあらゆる要素を共に考えていく計画です。

「天空のパーク」構想



新たに提案された「天空のパーク」構想では、独特の地形を活かし、来園者が快適に楽しめるよう大屋根を整備し、雨や暑さを気にせず遊べる環境を整える方針です。また、ロープウェーや電動モビリティといった移動手段の導入も検討されており、来場者に新たな体験を提供します。さらに、新しいホテルの建設も視野に入れ、宿泊施設からも景色を楽しめる魅力的なプランです。

サンリオの企業理念を反映



このリゾート化計画は、サンリオが創業以来掲げてきた「みんななかよく」という理念を基に、確認された全ての人が笑顔で過ごせる空間を提供することを目的としています。身体の特徴や年齢、性別にかかわらず、全ての人が楽しめるように工夫され、ユニバーサルデザインの要素を取り入れます。

特に注目すべきは、地域との関わりを深め、訪れる人々を「お客様」ではなく、同じ未来を生きる「住民」として招き入れる姿勢です。これにより、新たなリゾートは、単なる遊びの場ではなく、心のふるさととなることを目指しています。

未来を見据えた取り組み



このリゾート化計画は、ただの観光地を超えて「誰もが楽しめる場所」の実現を目指します。21世紀の観光地として、持続可能性や地域との共生を重視した様々な取り組みを進めていく中で、100年後も楽しめる場所を守る責任があります。自然環境を意識した開発を進めることで、未来の世代にもこの素晴らしい体験を引き継ぎ、すべての人に笑顔と時をともに過ごしてもらうこと、それがサンリオの目指すところなのです。

今後も、具体的な計画や進展については随時発表していく予定で、ますます期待が高まります。


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