日本の伝統音楽と舞踊が融合する舞台「一粒萬倍 A SEED」
「一粒萬倍 A SEED」は、和と洋が融合した総合芸術舞台であり、日本の文化と美を深く体感できる作品です。この舞台の音楽監督を務めるのが、作曲家の由有氏。彼は、最近第14回中島勝祐創作賞を受賞したことが発表され、これを記念して令和8年に特別公演を行うことが決まりました。
受賞記念公演の詳細
受賞記念公演は、観世能楽堂(GINZA SIX)で2026年1月10日、愛媛県県民文化会館メインホールで1月31日に上演されます。これらの公演では、「一粒萬倍の物語」として、日本の成り立ちや五穀豊穣に関する内容がテーマにされています。
中島勝佑創作賞とは?
この賞は、長唄三味線演奏家・作曲家の中島勝佑氏を顕彰するもので、創作邦楽の発展に寄与した彼の功績を称えるものです。近年では、邦楽の枠を越えて多くの演者が参加し、日本文化の新たな地平を切り拓いています。
由有氏のプロフィール
由有氏は、1978年に邦楽囃子方・望月左武郎の長男として誕生し、幼少期から伝統的な音楽に触れてきました。1996年に和太鼓団体に入団し、独立後はソロとして活動し、さらにはプロジェクト因陀羅を設立。数多くの文化イベントや海外プロジェクトにも参加しています。
「一粒萬倍 A SEED」の舞台表現
舞台の演出は、松浦靖氏が手掛け、日本の心と美を伝えるために和と洋のライブ演奏、舞踊、そして生け花が融合しています。観客は、古事記に基づいたストーリーを通じて、五穀豊穣や日本の神々について新たな視点で体験できます。
さらに、子供たちを対象とした無料招待席が設けられ、多くの次世代の観客にもこの貴重な体験を提供することが計画されています。
海外展望と文化の継承
今後、「一粒萬倍 A SEED」は、台湾やフランスでの上演を目指しており、日本の伝統文化を世界に広げるべく本格的に動き出しています。これは、昨今の訪日観光客の増加や日本文化への関心の高まりを受けての展開です。
この舞台が、国境を超えて多くの人々に日本の文化や「いただきます」の精神を伝えることを目指しており、感謝の心を大切にした感動的な表現が期待されます。
詳しい公演情報は、公式サイトやYouTubeチャンネルで随時更新されていきますので、ぜひチェックしてみてください。
公演情報
- タイトル: 一粒萬倍 A SEED 日本の創世と五穀豊穣の物語
- 開催日: 2026年1月10日(土)
- 場所: GINZA SIX 地下3階観世能楽堂
- チケット: SS席12,000円、S席10,000円、A席8,000円
- タイトル: 一粒萬倍 A SEED 愛媛の女神と五穀豊穣の物語
- 開催日: 2026年1月31日(土)
- 場所: 愛媛県県民文化会館
- チケット: SS席7,000円、S席5,000円、A席3,000円、B席1,500円
詳細は公式サイト
一粒萬倍 A SEED まで!