則重・則秀の会
2025-05-19 10:48:41

狂言の魅力を新たに感じる「則重・則秀の会015」開催決定!

狂言の魅力を新たに感じる「則重・則秀の会015」開催決定!



日本の伝統芸能である狂言が、今、世代を超えて注目を集めています。特に「則重・則秀の会」は、家族連れや学生にも親しみやすい内容で構成されており、観客との対話を大切にした公演が魅力です。そんな中、2025年9月20日(土)には、国立能楽堂でその第15回目の公演が開催されることが決まりました。

この公演は、故・山本則俊の三回忌を追悼する特別な意味合いを持ち、主宰者である兄弟、山本則重・則秀が演じる作品や、豪華なゲストを交えたプログラムが組まれています。また、彼らの息子たちが披露する「口真似」など、世代を超えた交流も見ることができるのが魅力です。

公演の詳細


「則重・則秀の会は、山本東次郎家一門が主催。主宰者兄弟は、父である山本則俊の教えを受けながら、5歳から舞台に立ち、東京芸術大学を卒業した経験を持つ若手の重鎮です。彼らのパフォーマンスは、技術だけでなく、観客とのコミュニケーションを大切にしており、敢えて難解な要素を排除し、情和や提案型の演出を行っています。これにより、狂言に興味がない方でも楽しめる内容になっています。

公演のプログラムは、まず「狂言『楽阿弥』」から始まり、次に「口真似」、そして「杜若」や「法師が母」を含む多彩な演目で構成されています。特に、「髭櫓」では山本則重と則秀の兄弟の掛け合いが楽しめることでしょう。スペシャルゲストとして招かれる宝生和英や金春惣右衛門らの存在も目を引きます。

文化の継承と新しい試み


この狂言会は、単なる舞台での表現だけでなく、狂言の歴史や文化を理解しやすく伝えるための工夫も凝らされています。主宰者兄弟は、演目の合間や終演後に観客との対話を設け、「分からないを分かる」というテーマのもと、観客がより深い理解を得られるよう努めています。

山本則重と則秀のプロフィールを見てみると、両者とも山本则俊と四世山本東次郎に師事しており、流派を継承する重要な役割を担っています。彼らが育んできた技芸は、日本文化の宝であり、受け継がれるべきものです。

公演チケットは『カンフェティ』で購入可能で、価格は観覧席によって異なりますが、学生特典も用意されており、子ども連れでも参加しやすい設定になっています。

家族で楽しむ日本の伝統芸能


この「則重・則秀の会」は、初めて狂言を体験する方でも気軽に参加できる公演です。古き良き日本文化を未来へとつないでいくために、是非この機会をお見逃しなく。楽しい笑いと感動が詰まった舞台が、皆様をお待ちしています。親しみやすい狂言の魅力を、どうぞ体感しに来てください!


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