次世代教育の新たな展開、L+ETC構想とは
教育テックの進化が求められる現代、3つの企業が手を結び、次世代の教育インフラを構築する取り組みを発表しました。教育テック大学院大学、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、そしてH&Eテクノロジーが進めるこのプロジェクト、「L+ETC構想」は、Learning(学び)、Education(教育)、Technology(テクノロジー)、Consulting(コンサルティング)を結集させた革新的なプランです。
教育テック大学院大学は、2025年4月からのスタートを予定しており、フルオンラインで教育現場の変革を促し、リーダーを育成する新たな教育機関となることを目指しています。一方、ウィルソン・ラーニングは、人材や組織の開発に特化したコンサルティングを手掛ける上場企業。H&Eテクノロジーは、AIを活用した教育現場の見守りやデータ分析に強みを持つ企業です。
具体的な取り組み
この連携協定の下、以下のような具体的な施策が計画されています:
1.
子ども向け「ウィルソン・ラーニング for Kids & Youth」の共同開発
- OCCが2027年に開設予定の英国パブリックスクール「ゴードンストウン・スクール」にてトライアルを実施。
2.
「AIティーチャー」の共同設計・開発
- 子どもたちの学びを支える新たなAI教育ツールの開発。
3.
社会人向けプログラムの検討
- 大学院単位互換方式を用いて、社会人教育のプログラムを充実させる。
4.
実証実験とフィードバックの収集
- 教育インフラの技術を実際の現場で試し、その結果を基に改善を進めます。
5.
共同展開戦略の策定
- 国内外での展開を視野に入れた戦略を策定し、新たな可能性を広げます。
この試みは、ウィルソン・ラーニングの教育設計能力、OCCの教育テック大学院の研究実装力、そしてH&EのAI技術を結集し、教育界の革新に貢献することを目指しています。
オンラインシンポジウムの開催
さらに、協定の第一歩として、2025年9月16日(火)19時から「AI時代の人材戦略」と題したオンラインシンポジウムを開催します。このイベントでは、3者の専門家が集合し、教育分野におけるAI活用や人材戦略について議論します。
この新たな挑戦が、生徒の学びをどのように変えていくのか、今後の展開が楽しみです。教育テック大学院大学の公式ウェブサイトにはイベントの詳細情報が掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。公式リンク:
教育テック大学院大学
教育の未来をつくるこのプロジェクトは、私たち全員に影響を及ぼす可能性があり、ぜひその行く末を見守りましょう。