焼肉こじまが強化する人材教育
大阪に本社を構える焼肉こじまグループは、創業47年を誇る焼肉店として、業界内で圧倒的な支持を集める名店です。現在、21店舗を展開しているこのグループは、2026年の方向性としてさらなる拡大を見据えています。その一環として、先日行われた大規模な「全体接客研修」は、150名を超える全スタッフが一堂に会し、信念や技術を共有する貴重な機会となりました。
教育への本気の投資
今回は、ただのスキルアップにとどまらず、焼肉こじまが推進する独自の教育システムである「人格力×接客力」を採用。「人が辞めない組織」「再現性のある高品質サービス」を実現するため、社員一人ひとりの成長に焦点を当てています。この研修は、現在の飲食業界が抱える深刻な人材不足や離職率の問題に対する明確な回答として位置づけられています。
研修の内容と目指すもの
研修の核を成すのは、人格力と接客力を結びつける焼肉こじま独自のフレームワーク。これに基づいて、「人間力」「実行力」「意思疎通力」「伴走力」「思考力」の5つのテーマが設定されました。社員が日々の業務で即実践できるよう具体的な行動指針も策定され、実際にはワークショップ形式での浸透が図られています。
行動指針の構成
- 笑顔と活気で空気をつくる
- アイコンタクトで信頼を生む
- ワクワクするお出迎え
- 記憶に残るお見送り
- お客様の期待を超える提案力
- チーム全員でつくるホスピタリティ
- 常に最高品質の提供
- 衛生・鮮度の徹底管理
- スピードとタイミングの最適化
- 細部へのこだわりが信頼をつくる
研修の成果
この教育への投資は、期待以上のビジネス成果を挙げています。全店舗で昨年対比売上が100%を上回る結果をもたらし、一部店舗では200%を突破。さらに、教育体制の充実によって、離職率が20%改善される見込みです。この成功は、接客未経験者でも成長を実感できる環境を整えることに成功した証とも言えるでしょう。
FC加盟企業の展開
焼肉こじまは、フランチャイズ加盟店でも同様の教育基準を維持することで、高品質なサービスの再現性を保証しています。これにより、多店舗化が進み、今後60店舗への拡大を目指しています。
企業理念と今後の展望
株式会社こじまの代表取締役児島雄太氏は「働くを、人生経験に」との想いを持ち、未来の人材育成に対する本気の想いを語っています。この業界の常識を変え、飲食業が持つポテンシャルを最大限に引き出すことを目指しています。
彼は今後も教育投資を加速し、社内研修制度の充実を図っていくと述べ、意欲的な雇用を行っています。現店舗数21から60店舗へと伸びる成長を共に歩む仲間やFCオーナーを求め、業界の未来を共に切り開いていくことを誓っています。
焼肉こじまの挑戦
焼肉こじまが目指すのは、ただの店舗拡大ではなく、誇り高い「働く場所」としてのブランドを確立すること。そして、「人が育ち、人が辞めない組織」を築くための挑戦は、今まさに始まったばかりです。スキルや経験を越えた人間力が、飲食業界のネガティブなイメージを変えていく手助けとなることでしょう。