大阪・関西万博で体験するアナログアート「Love Stone Project」
2025年の大阪・関西万博で注目を集めているのが、アナログな手法で人々をつなぐ「Love Stone Project EXPO 2025」です。石を手で磨くこのワークショップは、彫刻家の冨長敦也氏によるプロジェクトで、世界中から集まったハート型の石を使用し、参加者がそれぞれの手で磨くことで国を超えた交流を促します。
万博で注目を集めるアナログコンテンツ
最先端のテクノロジーが集まる大阪・関西万博の中で、「石を磨く」というシンプルな体験が人気を博しています。デジタルやバーチャルが主流の中で、意外にもアナログな作業がじわじわと心を掴んでいるのです。一見地味に見えるこの活動は、参加者を夢中にさせ、意外な没入感を与えています。
ワークショップは無料で、事前の予約も必要ありません。多くの人々が気軽に参加できる形式になっており、開催日には多くの来場者が石磨き体験に挑戦しています。
愛と平和を願うワークショップ
「Love Stone Project」は、万博会場内の西ゲート付近で開催中。全5大陸から集められた石をハート型に磨くことで、「愛」と「平和」を表現します。参加者たちは、石を磨く時間を通じて国や文化を越えたつながりを感じることができるのです。
このプロジェクトを支えるのは、大阪石材工業株式会社です。彼らは石材の選定や搬入、設置を手掛け、長年の経験を活かしてアートプロジェクトを特別なものに仕立てています。スタッフによる石の説明もあり、石の特徴を学びながら磨き続ける楽しみもあります。
参加者の声と体験の魅力
実際にワークショップに参加した方々からは「気軽に楽しめて、黙々と集中できるのがいい」といった声が多く寄せられています。また、参加者は「並ぶこともなく、費用がかからないのが助かる」と話し、石の磨き方に夢中になる様子が見受けられました。さらには、石磨きの変化を楽しみに再訪する人もいたとのこと。
一般的にあまり他にはないこのアナログなワークショップは、現代の持つデジタル社会とは対照的な体験として人々に受け入れられています。
ワークショップの日程と詳細
「Love Stone Project EXPO 2025」は、以下の日程でワークショップを実施します。
- - 5月10日(土)、11日(日) やすりポリッシュ200番
- - 5月24日(土)、25日(日) やすりポリッシュ400番
- - 6月7日(土)、8日(日) やすりポリッシュ800番
- - 9月6日(土)、7日(日) やすりポリッシュ1500番
- - 9月20日(土)、21日(日) やすりポリッシュ3000番
- - 10月4日(土)、5日(日) やすりポリッシュ6000番
開催時間は各日とも10時から15時までで、参加費は無料です。参加には万博の入場チケットが必要となります。詳細は
こちらでご確認ください。
是非、アナログな世界を体験しに来てください。石磨きによって生まれるつながりと、共同して形をつくる楽しみは、万博ならではの貴重な体験です。