木の温もりと暮らしの未来を考える「木づかいシンポジウム2025」
日本が誇る豊かな森林資源は、持続可能な社会の構築に欠かせない要素です。この度、大阪・関西万博の特別イベントとして、木材の重要性や利用可能性について考える「木づかいシンポジウム2025」が開催されることとなりました。このイベントでは、木材の魅力やその利用法について、さまざまな専門家が一堂に集い、知見を共有します。
シンポジウムの目的
「木づかいシンポジウム」は、国土の約3分の2を森林が占める日本にとって、木材を如何に生活や社会に活かすかを議論する場です。木材は再生可能な資源であり、環境負荷を軽減できるだけでなく、私たちの暮らしに豊かさや温もりをもたらします。このシンポジウムは、木材利用の重要性を広め、未来の社会構築に向けた議論を行うことを目的としています。
開催概要
本シンポジウムは、2025年9月23日(火・祝)に、フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)ステージにて行われます。参加者には、最新の木造建築技術や環境対応の取り組みを紹介し、木材の潜在能力を知る機会を提供します。定員は30名程度で、会場参加が難しい方のために、YouTubeにてライブ配信も予定されています。
プログラム内容
シンポジウムは、午前に行われる情報提供セッションと、閉会挨拶で構成されます。具体的なセッション内容は以下の通りです:
- - 木造・木質建築の最新動向:高層木造建築について知見を深めます。
- - 木材の活用と環境対応の取り組み:セブン-イレブン・ジャパンの建築設備本部付総括マネジャー、伊東誠氏が木材利用に関する取り組みを紹介。
- - 改質リグニンの新素材:リグニンラボ取締役CTOの山田竜彦氏が循環型材料について語ります。
登壇者紹介
シンポジウムには、林野庁長官の小坂善太郎氏や、各分野の専門家が登壇します。木材建築のプロフェッショナルや、新しい素材の開発者など、業界のリーダーたちが集結し、それぞれの視点から木の利用について語ります。
同時開催イベント
シンポジウムだけではなく、「Wood Change 2025」の展示も行われます。万博会場内のフューチャーライフヴィレッジにて、木の利用に関する展示が行われ、体験することができます。さらに、アンケートに答えた方には、エコバッグがプレゼントされる特典もあります。
参加方法
シンポジウムに参加したい方は、事前に申し込みが必要です。詳細や申し込み方法については、林野庁の公式サイトをご覧ください。また、開催当日は、大阪メトロの「夢洲駅」から徒歩約6分でアクセス可能です。
このシンポジウムは、木の温もりを知り、持続可能な社会を築くための重要な機会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。