1SECとUNIVERSE PULSEがTikTok Shopを活用した新たなクリエイタービジネスモデルに挑戦

1SECとUNIVERSE PULSEが描く新たなクリエイタービジネスモデル

最近、株式会社1SECと、株式会社UNIVERSE PULSEが業務提携を発表しました。この提携は、両社が持つそれぞれの強みを生かし、クリエイターの新たな収益機会を拡大することを目的としています。特に注目すべきは、2025年に日本で本格展開予定の「TikTok Shop」を活用することで、クリエイター自身のエンパワーメントを図ること。

PEEEPSの魅力

1SECが運営するファンプラットフォーム「PEEEPS」は、クリエイターや個人がサブスクリプション型コミュニティサイトを簡単に開設できるノーコードプラットフォームです。動画や画像、ブログを配信できる機能の他、会員限定SNSやECショップ、NFT会員証発行といった多彩な機能を無償で提供しています。これにより、クリエイターは自らのファンコミュニティを強化し、持続的な活動が可能となります。

業務提携の意義

この提携の背景には、双方の企業が目指す「クリエイターエンパワーメント」があります。1SECは、創業以来、クリエイターやIP、ブランドが「好きを強みに」することを支持してきました。UNIVERSE PULSEが持つ消費行動データ分析のノウハウと、1SECのWeb3技術を融合させることで、次世代のクリエイタービジネスモデルの実現を目指します。

具体的には、PEEEPSに参加するクリエイターに対し、TikTok Shopを活用した物販や共同商品開発の機会が提供されます。このデータドリブンなマッチングにより、各クリエイターの特性に最適化された企業とのコラボレーションが実現します。

海外展開の加速

また、マイクロアドの豊富な海外事業ネットワークを盾に、PEEEPSクリエイターが海外市場に進出できる支援も行います。これにより、クリエイターの収益機会をさらに拡大し、グローバルな視点でのビジネスを促進します。

Web3テクノロジーの融合

さらに、Web3技術とTikTok Shopの連携により、新たなファンダム・エコノミーの構築が検討されています。NFT会員証を活用し、ファンの貢献度に応じたインセンティブを提供することで、クリエイターとファンとの新たなエンゲージメントを生むことを目指します。

持続可能なビジネスモデルへの期待

TikTok Shopはその圧倒的な拡散力を利用して、化粧品やアパレル、食品などの販売を促進し、クリエイターとファンの深い絆を構築するための新たな場を提供します。特に日本市場特有のファン文化において、持続可能なビジネス構造を確立することが期待されています。

今後の展開

今後、1SECはPEEEPSプラットフォームのクリエイターネットワークをさらなる拡大し、インフルエンサーやマーケティングネットワークとのパートナーシップも強化していく予定です。TikTok Shopを利用した多様なクリエイター支援サービスの提供も見据えています。

企業を越えた共創の力を借りて、クリエイターとファンが新しいエコシステムを築くための道のりが始まっています。

そして、1SECのCEOである中村成寿は、「この提携により、クリエイターへの価値創造の機会を新たに提供できると確信しています」とコメント。UNIVERSE PULSEの角谷佳祐も、「1SECと共に、新たなコマース体験を共創していきたい」と意気込みを語っています。今後の展開が非常に楽しみです。