中尾憲太郎氏のシグニチャーモデル『Scrolls(スクロールス)ベースオデッセイ』が、5月16日(土)に発売されることが発表されました。こちらは、アメリカのエフェクターブランドEarthQuaker Devices(EQD)からリリースされる新たなベースギター用プリアンプです。
EQDは、2004年にミュージシャンのJamie Stillmanによってアメリカ・オハイオ州アクロンで設立されたブランドで、すべての製品がアメリカでハンドメイドされています。ビンテージサウンドから新たなトーンまで、多彩な表現力を提供するため、多くのミュージシャンに支持されています。
『Scrolls』の開発は、実は2017年から始まっているものの、日米の距離や中尾氏の理想の音の共有が難しく、なかなか進展がありませんでした。しかし、2024年になって中尾氏が自身の経験をもとに「今なら理想を形にできる」と判断したことから、本格的な開発がスタート。両者による対話が重ねられ、最終的に「マルチエフェクターにはしない」という中尾氏の強い要望を受け、多機能性を排除したEQセクションとOverdriveセクションのシンプルさが特徴のモデルが完成しました。
このベースオデッセイのEQセクションでは、ノブを12時の位置でフラットに設置することで、20Hzから10kHzの広いレンジで細かな調整が可能なパラメトリックイコライザーが搭載されています。また、OverdriveセクションにおいてもEQDならではの豊かな歪みを実現。高品質なDIアウトは、ライブやレコーディングの際に即戦力となるサウンドを生み出します。
シンプルでありながら多彩なバリエーションを持ち、あらゆるベーシストの演奏スタイルにフィットする『Scrolls』は、今後のベースプリアンプのスタンダードとなり得る存在です。
中尾憲太郎氏は、1974年に福岡県北九州市に生まれました。1995年に結成されたロックバンド、ナンバーガールのメンバーとして1999年にメジャーデビュー。バンド解散後はさまざまなプロジェクトに参加し、質の高いプレイと独自のエフェクティブアプローチで多くの称賛を受けてきました。
さらに、近年はセッション・ミュージシャンとしても新たなプロジェクトに参加し、即興性の高い演奏を繰り広げています。また、モジュラーシンセを使用したライブ演奏も行い、音楽的表現の幅を広げ続けています。彼は2016年からEQDのアンバサダーとしても活動し、日本から世界への情報発信にも積極的です。
『Scrolls』の詳細な仕様は、EQDの製品サイトをご参照ください。中尾憲太郎氏のこだわりが詰まった新たなベースプリアンプを是非体験してみてください。