VOICENCEが経済産業省『IP360』に採択
NTT西日本のVOICENCEカンパニーは、経済産業省が推進するコンテンツ産業支援事業『IP360』の一環として「開発プラットフォーム構築支援」に選ばれました。この取り組みにより、実演家の公認AI音声とトラスト技術を活用したゲーム向けの多言語音声アセットを活用するプラットフォームの開発を始め、日本のゲームが海外に展開できる力を高めていくことを目指しています。
『IP360』とは何か
『IP360』は、日本発のコンテンツの海外売上を20兆円に引き上げることを目標にした経済産業省の支援事業です。この事業では、マンガ、アニメ、ゲーム、実写、音楽、グッズなど、日本が誇るコンテンツのIPを多角的に展開し、世界的なヒット作品を増やすとともに、開発・流通のプラットフォームを強化していくことを目的としています。官民が連携して大規模かつ長期的な投資を推進することで、日本のコンテンツ産業が国内外で成長できるようサポートしています。
VOICENCEが採択された「開発プラットフォーム構築支援」は、高品質なコンテンツの製作や生産性の向上を目指しており、AIやXR、ブロックチェーンなどの先端技術を共に実装したプラットフォームを構築することを支援します。
多言語音声アセット活用プラットフォームの開発
VOICENCEは、実演家の公認AI音声とトラスト技術を中心に、翻訳や音声生成、防止監修、権利や利用履歴の管理を一体的に行う「ゲーム向け多言語音声アセット活用プラットフォーム」を新たに開発します。このプラットフォームは、日本発のゲームがグローバルに展開される際に直面する多言語対応の課題を解決するための基盤となります。
現在、多言語対応は人的リソースに依存しがちで、翻訳や音声収録、監修、修正が案件ごとに分断されるケースが多く見受けられます。また、DLCやリメイクの際には継続的な音声制作が求められるものの、コストやスケジュール、品質管理などの課題が伴い、展開スピードが制約されることがありました。
そこで、VOICENCEは日本語の原版に紐づく多言語AI音声を蓄積し、運用するための基盤を整備することで、企画から制作、プラットフォーム利用、海外プロモーション支援に至るまで一体のサービスを提供することを目指します。
このプラットフォームは、NTTグループのAI音声生成技術とブロックチェーンを活用したトラスト技術を組み合わせ、高品質なAI音声生成と真正性の証明を実現します。
VOICENCEカンパニー長のコメント
VOICENCEカンパニーのCEOである花城高志は、「この度、経済産業省の『IP360』に選ばれたことを非常に光栄に思っています。私たちはAI音声を、実演家やクリエイターの代替ではなく、表現の幅を広げる技術として活用したいと考えています。日本のゲームの魅力を多くの海外ユーザーに届けるために、実演家の権利を尊重しつつ、安心してAI音声を使えるプラットフォームを開発して参ります」と語ります。 さらに、この事業を通じて、将来的には様々な日本の文化や地域資源を声で世界に届けることを目指しています。
VOICENCEの概要
VOICENCEカンパニーは、2025年10月27日にNTT西日本内で設立され、高度な音声AI事業を展開しています。この技術では、少量の音声から個人の特徴を捉えた声色を再現し、その声色を基に多言語対応を実現しています。また、ブロックチェーンを活用して真正性証明を行うことで、AI音声使用の健全性を促進しています。
- - 組織名: NTT西日本株式会社 VOICENCEカンパニー
- - 責任者: CEO 花城高志
- - 本社所在地: 大阪市都島区东野田町四丁目15番82号QUINTBRIDGE3F
- - 事業開始日: 2025年10月27日
- - 事業内容: コンテンツプロデュース事業
- - URL: VOICENCE公式サイト
VOICENCEカンパニーは、コンテンツのプロデュースとともに、AI音声の活用が進むことで新しい日本文化の発信の一翼を担うことを目指しています。