バセラールの新作
2025-05-30 22:24:28

ヒカルド・バセラールが贈るブラジル音楽の真髄、ライブ映像配信開始

ヒカルド・バセラール、音楽の旅を映像で届ける



バセラールの音楽は、彼の故郷セアラ州フォルタレーザ市に根ざし、豊かな音楽性を持つことが魅力です。5月30日より公開されるライブ映像「Ricardo Bacelar ao vivo no Cineteatro São Luiz」は、彼の魅力を余すところなく展現しています。この映像作品は、ブラジルのストリーミングサービスを通じて、多くの人にアクセス可能です。

ライブ映像の特長



本映像は、バセラールがサンルイス劇場で六重奏グループと共演し、近年の作品から選んだ楽曲を披露する内容です。彼はライブにおいて「ブラジル音楽の豊かさを表現し、自身の音楽の成り立ちを見せたかった」と述べています。特にアルバム『コンジェニト(Congênito)』や、デリア・フィッシャーとコラボした「アンダール・コン・ジル(Andar com Gil)」からの楽曲が取り上げられ、観客を魅了しました。

また、バセラールがかつて所属した人気グループ、ハノイ・ハノイの名曲「トタウメンチ・ヂマイス(Totalmente Demais)」も、彼の新たな解釈で演奏されています。「この曲はソロで歌うのは初めてですが、アレンジを加えて新鮮な形でお届けしました」とバセラールは振り返ります。

音楽の深みを感じる



さらに特徴的なのは、バセラールとベルキオールの共作「ヴィッシオ・エレガンチ(Vício Elegante)」です。メランコリックなリズムに現代的なアレンジが施され、聴く人を惹きつけます。「他のアーティストの作品を新たな解釈で演奏することには、特別な意義があります。リズムや歌詞を尊重しつつ、新しい視点を加えることが私の目指すスタイルです」と彼は述べています。

マルチな才能を発揮



ライブ映像には、バセラールがヴォーカルだけでなく、キーボードやギター、打楽器も演奏する場面が含まれています。自身が手掛けるアルバムでも、多くの楽器を演奏するスタイルが見られます。彼は「クリエイティブな貢献ができることを大事にしています。技巧だけでなく、感情を表現する音楽が重要です」と語ります。

アルバム制作への情熱



ジャスミン・ミュージックの代表でもあるバセラールは、質の高いブラジル音楽のアルバム制作に力を入れています。「ブラジルの音楽は文化の豊かさを反映しています。この国の音楽を広めることが私の使命です」との想いを持つ彼は、これまで多くの著名アーティストとのコラボレーションも果たしてきました。

ダイナミックな映像体験



本ライブ映像は、Dolby Atmosによるミックスが施された音源と共に、12のミュージックビデオを収録したビデオアルバムの形でリリースされます。10台のカメラでライブを撮影しており、観客との一体感やパフォーマンスの迫力をリアルに体験できます。「舞台の熱気を視覚的に表現する工夫をしています」とバセラールは語ります。

未来への展望



2024年にはアメリカのジャズ専門ラジオで注目を集め、日本では2度目のツアーを行う予定です。また、北京での新アルバムのレコーディングも控えており、音楽の国境を越えたつながりを築くことに意欲を燃やしています。「音楽には国境はない。このつながりを更に広げていきたい」と彼は力強く語ります。

ヒカルド・バセラールの新たな冒険が始まります。彼の音楽の旅に、ぜひあなたも足を踏み入れてみてください。


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