CANDY TUNE、歓喜の瞬間を迎えた全国ツアー最終公演
CANDY TUNEが東京ガーデンシアターで開催した「JAPAN TOUR 2025 - AUTUMN -『TUNE QUEST』 」追加公演が、ファンの記憶に残る素晴らしいライブとなった。この公演では、来年6月に日本武道館での単独公演を発表し、会場は熱気に包まれた。
公演は10月1日よりスタートした全国ツアーの締めくくりであり、多くの都市を回った彼女たち。この日の公演もチケットは完売しており、約8,000人のファンが集結した。冒頭からバンドのロックなオーバーチュアが流れ、「hanamaru」が始まると、場内のボルテージは一気に上昇した。
続いて披露された「絶対きゃんちゅー宣言っ!」では、観客の歓声が響き渡り、今日一番の熱気にあふれた瞬間が生まれた。福山梨乃が「アイを伝える準備できていますかー!」と問いかけ、SNSでバズり中の新曲「アイしちゃってます♡」のパフォーマンスがスタート。この曲はロックサウンドとポップな歌詞が融合し、東京ガーデンシアターは熱狂の渦に巻き込まれた。
ライブは順調に進み、「君もゾンビですか ゾンビですね」や「必殺あざとポーズ」など、パフォーマンスが続く度に観客の心を掴んでいった。特に、MCではファンとのインタラクションが行われる“クエスト”が展開され、場内の盛り上がりは最高潮に。
また、中盤では、一転してメンバー7人からの感謝のメッセージが流れる映像が流れ、会場はエモーショナルな雰囲気に。同時に流れた弦楽器によるストリングス演奏が新しい一面を見せ、メンバーたちが新衣装で「いえなかったことば~ありがとう~」「永遠Twilight」を歌唱した。
そして、クライマックスの瞬間がやってくる。CANDY TUNEのデビュー曲「キス・ミー・パティシエ」から続く「倍倍FIGHT!」のパフォーマンスによって、観客はそれこそ沸き立ち、感動の渦に包まれる。最後には「アイしちゃってます♡」を再び披露し、歓喜に満ちた中、本編は幕を下ろした。
アンコールに登場したゲスト
アンコールでは、角田信朗が和太鼓の音色と共に登場し、皆の心を掴んだ。彼は、DeNA横浜ベイスターズの試合後に「倍倍FIGHT!」を熱唱したことで注目を浴び、今回も彼のパフォーマンスによって会場内は大いに盛り上がりを見せた。角田氏との驚愕のコラボはファンにとって一生の思い出になる瞬間であった。
その後、自然に会場の大画面に流れる過去の映像が、メンバーたちがどれほどの努力をしてきたのかを思い出させ、最後には2026年6月に日本武道館での単独公演が決定したことが発表された。この発表に福山は、自身の思いを込めて感謝の言葉を述べ、涙を流しながら次のステップへの覚悟を語る姿が印象的だった。
未来へ向けての展望
CANDY TUNEは、今年一年で目を見張るほどの成長を遂げてきた。NHK紅白歌合戦への出場や日本レコード大賞の受賞、Billboard JAPANでのヒットなど、華やかな実績を残し続ける彼女たち。今回のライブを終え、次の日本武道館での公演が待ち受けている。さらなる成長を遂げる彼女たちの姿を楽しみにしているファンは多いだろう。
この特別なライブの体験を通じて、CANDY TUNEはファンとの絆をより一層深めることができた。来年も新たな世界を見せてくれる彼女たちから目が離せない。また、現在予約受付中の「CANDY TUNE 3rd ANNIVERSARY LIVE 2026」のチケットを手に入れることは、彼女たちの歴史的な瞬間を間近で楽しめる絶好の機会となるだろう。