フクシマガリレイ、日経エデュケーションチャレンジで講師を務める
フクシマガリレイ株式会社は、2025年8月5日(火)、東京で開催された「第25回日経エデュケーションチャレンジfor SDGs」に参加しました。このイベントは日本経済新聞社が主催するもので、ビジネスの実際を高校生に伝えるキャリア教育プログラムです。フクシマガリレイの小野雅史次長が講師を務め、「冷やすだけじゃない、省エネと快適の両立への挑戦」というテーマで授業が行われました。
省エネと快適性の両立を目指して
フクシマガリレイは、飲食店の業務用冷蔵庫やスーパーマーケットのショーケースの製造を手掛けていますが、彼らの取り組みはただの製造業に留まりません。今や、環境への配慮やお客様の快適な買い物体験の実現を追求したシステムが求められています。
特に「ガリレイエアテック」システムが注目されています。このシステムは、スーパー内での運転データに基づき、AIによって最適な売り場環境を予測し、自動的に機器の制御を行います。これにより、電気代の節約や店内の快適な温度管理を実現し、環境負担を軽減します。こうした技術によって、フクシマガリレイは持続可能な社会の実現に向け、企業としての責任を果たしています。
日経エデュケーションチャレンジの意義
「日経エデュケーションチャレンジfor SDGs」は、高校生に対して働くことの楽しさやビジネスの魅力を直接伝える貴重な機会です。社会で活躍する大人たちが、自らの経験を元に「ビジネスのダイナミズム」や「仕事への情熱」を語ることで、学生たちに実際のキャリア形成を考えるきっかけを提供します。
2025年の授業テーマは「この仕事がサステナブルな社会をつくる」であり、フクシマガリレイがその一翼を担うことは大きな意義があります。また、授業は日経ホールやカンファレンスルームにて開催され、アーカイブ配信も行われる予定です。これにより、遠隔からも多くの方が参加しやすくなっています。
環境への取り組み
フクシマガリレイは、2050年までにカーボンニュートラルを達成するというビジョン「Dramatic Future 2050」を掲げています。2030年までのSDGsに基づく目標設定として、「気候変動に具体的な対策を」という取り組みを進め、持続可能な社会の実現に向けて活動を強化しています。このビジョンには、脱炭素社会の実現を支えるための重要課題「マテリアリティ」を特定し、それに対する意識を全体で高めていくことが含まれています。
フクシマガリレイの概要
フクシマガリレイ株式会社は、大阪市西淀川区に本社を置き、数々の業務用冷凍機器を製造・販売しています。また、厨房システムの設計・施工も手掛けています。代表取締役社長の福島豪氏の下、地球環境に配慮した製品作りをしっかりと行っており、その取り組みは業界内外から注目を集めています。
フクシマガリレイの未来へ向けた挑戦と、その努力は、私たちがよりサステナブルな社会を目指す上で必要不可欠です。このような企業の取り組みが広がることで、環境に優しい選択肢が増えていくでしょう。