株式会社GENDAがカラオケ業界において重要な一歩を踏み出しました。同社は、カラオケ機器のディーラーとして業界で第一位のカジ・コーポレーションの全株式を取得することを発表しました。この決定は、2023年の取締役会において行われ、カラオケ市場におけるGENDAのプレゼンスをさらに強化することが目的です。
現在、GENDAはカラオケ施設「カラオケBanBan」を運営し、カラオケ機器の流通など、エンターテイメント関連事業で活躍しています。業界2位のカラオケ機器ディーラー「音通」との提携により、カジ・コーポレーションの連携が加わることで、GENDAグループのカラオケ機器流通事業は、新たなリーディングポジションを得ることが期待されています。
具体的には、音通及びカジ・コーポレーションが連携することで、カラオケ機器の取扱台数が大幅に増加する見込みです。特に、昼間から営業を行う「デイ市場」で使用された新しいレンタル機器が、夜間に営業する「ナイト市場」においても流通できるようになります。これまでナイト市場では古いカラオケ機器が多く流通していましたが、今後は役務を終えたばかりの新しい機器を提供することで、顧客満足度の向上につなげることができます。
また、GENDAグループはこれまでにもアミューズメント施設やカラオケ施設運営企業を傘下に持つことで事業規模を拡大してきました。グループ内のシナジー効果を活かし、売上の向上やコスト削減を実現するPMI(Post Merger Integration)を通じて、収益の向上を図っています。カジ・コーポレーションの参画により、営業エリアの拡大、メンテナンスネットワークの補完、流通の効率化など、多岐にわたるメリットが見込まれます。
GENDAは、「世界中の人々の人生をより楽しく」というビジョンの下、様々なエンタテイメント体験を提供することを目指しています。今後も多様な事業展開を通じて、より多くの人々に楽しい体験を届けていくでしょう。また、カジ・コーポレーションの加入によって、より魅力的なサービスを提供することが期待されるのです。
最後に、カジ・コーポレーションの会社概要についてもお伝えします。1984年に設立されたこの会社は、愛知県名古屋市に本社を置き、カラオケ機器や関連事業において進化を続けています。GENDAとの連携によって、更なる成長が期待されるカジ・コーポレーションは、ますます注目の企業と言えるでしょう。これからの展開に目が離せません。