コンクリートコーリング株式会社(西日本)がISO30414認証を取得
東京都に本社を持つコンクリートコーリング株式会社(西日本)が、このたび人的資本経営における重要なマイルストーンとしてISO30414の認証を取得しました。本認証は、2025年2月28日付けで発効し、国内の建設業の中小企業では先駆けとなるもので、特に注目されています。
ISO30414とは
このISO規格は、2018年に国際標準化機構が発表したもので、企業が人的資本に関する情報をステークホルダーに開示するためのガイドラインです。11の人材マネジメント領域における58の指標が定義され、企業がどのように人材を活用し、育成しているのかを示すための重要な指針となります。
認証取得の背景と目的
コンクリートコーリング(西日本)は、2022年から人的資本経営に積極的に取り組むことを宣言し、これを実現するために具体的なステップを踏み出してきました。ISO30414に基づいて情報開示を行うことで、社内体制を整備し、信頼性を向上させることを目指しています。今回の認証取得は会社の方針に沿った成果であり、今後も様々な取り組みを積極的に遂行していくことが期待されます。
情報開示の3つの目的
1.
社員の方向性の明示: 組織としての目標やビジョンを明確に示し、社員が共通の目標に向かって行動することを促進します。
2.
求職者への安心感: ISO30414認証の取得により、求職者やその家族に対して、安心して働ける職場であることをアピールします。
3.
人事課題の解決: 組織の魅力を高め、「良い会社」として成長できるような人事戦略を展開します。
どのように取り組んでいるのか
コンクリートコーリング(西日本)は、社員の幸せを実現するために行動憲章を掲げています。特に、待遇の改善や職場環境の整備に力を入れ、2022年には訪問したオフィスをワンフロア化、健康を意識した社食の導入、屋上庭園の設置など、斬新なアイデアで社内環境を整えています。さらに、完全週休2日制の導入やキャリアコンサルタントによる支援を通じて、学びの機会も提供しています。
未来の展望
将来に向けて、コンクリートコーリング(西日本)は「ロボットや機械化施工」を重視し、建設業界に革新的な工法をもたらすことを目指しています。このビジョンは、社員たちの新しいアイデアと、経験豊かなベテランたちの知識が融合することで実現されます。このような取り組みを通じて、「建設業らしくない建設業」を具現化し、成長を続ける企業を目指しています。
本日、2023年に発行した「People Fact Book 2025」にも記載されている通り、コンクリートコーリング(西日本)のこれからの道のりは、社員一丸となり、革新を通じてより良い社会インフラの提供に寄与していくことでしょう。彼らの取り組みがますます広がっていくことが期待されます。
会社概要
- - 社名: コンクリートコーリング株式会社(西日本)
- - 所在地: 大阪府大阪市都島区毛馬町5-15-28
- - 設立: 1978年11月11日
- - 事業概要: コンクリートの切断・撤去・除去
- - URL: コンクリートコーリング株式会社(西日本)
地元大阪を中心に社会のインフラを支える企業として、今後の活動に期待が高まります。