本屋大賞受賞作の漫画化決定！『汝、星のごとく』がフルカラー縦読みで登場

本屋大賞作品がついに漫画化！

2023年に本屋大賞を受賞し、シリーズ累計で100万部を突破した作品『汝、星のごとく』が、フルカラーの縦読み漫画として新たな姿で登場します。この作品は、株式会社サイバーエージェントが運営する「STUDIO ZOON」によって漫画化され、2025年6月9日（月）から電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」にて独占配信されることが発表されました。

複雑な人間関係と愛の物語

本作は、物語の中心にある高校生の暁海と櫂の間で繰り広げられる複雑な人間関係を描いています。彼らは瀬戸内の美しい島で出会い、一見不器用で真っ直ぐな関係を築いていきますが、さまざまな障害が二人を引き離すことになります。しかし、心のどこかでお互いを思い続け、夢や現実、成長といった様々なテーマが絡み合った深いストーリーが展開されるのです。

フルカラーで再現される魅力

原作ファンからは「時間を忘れて没頭してしまう」「心を揺さぶられ何度も涙しました」との声も寄せられ、原作の深い感動がフルカラーの縦読み漫画によってさらに色鮮やかに表現されることを期待されています。漫画化にあたっては、凪良ゆう原作者自身も、その魅力が新しいメディアを通じて読者に届けられることに対する嬉しさを語っています。特に縦読みスタイルにすることで、2人の関係性や息遣いがどのように描かれるのか、非常に楽しみです。

キャラクターと作品の背景

物語の中で、主人公の櫂は漫画家を目指す設定となっています。彼にとって物語は単なる現実逃避ではなく、自身を成長させるための大切な手段です。原作担当編集者の河北壮平氏は、この縦読み漫画が読者の皆様にとっても新たな旅へと導いてくれることを願っています。

STUDIO ZOONの設立背景と目指すもの

STUDIO ZOONは、縦読み漫画に特化したコンテンツスタジオで、最新の技術を駆使し、世界中の人々に愛される作品を生み出すことを目指しています。公式サイトやSNSも活用し、多様なコンテンツを提供していく予定です。読者にとって、文学と漫画を結びつける新しい体験が期待されています。

この『汝、星のごとく』のフルカラー縦読み漫画は、原作の独特な空気感をそのままに、さらに深い感動を与えることでしょう。ぜひ、6月からの配信をお見逃しなく！