杉山清貴＆オメガトライブ、廣石恵一さんを追悼する特別ライブ

7月19日、東京・日比谷野外大音楽堂で行われた「お〜い、ヒロイシ！」ライブは、杉山清貴＆オメガトライブによる廣石恵一さんへの追悼公演でした。今年の3月16日に突然の訃報を受けた信頼厚いドラマーの廣石さんが、その影響でソロコンサートから一転、バンドとしての公演が実現しました。イベントは満員のファンの熱気に包まれながらスタートし、最初の曲「BECAUSE」でその雰囲気はすぐにオメガトライブの独特の彩りに染まりました。続いてデビューシングルの「SUMMER SUSPICION」を演奏し、ファンの声援を浴びる中、バンドメンバーの紹介が行われました。メインボーカルの杉山清貴さんは、廣石さんについて語り、彼の存在の重要性を改めて伝えました。会場全体で「お〜い、ヒロイシ！」と呼びかけた瞬間、ゲスト参加したドラマーたちの演奏もあり、さらに一体感のある雰囲気が生まれました。後半には「君のハートはマリンブルー」や「ガラスのPALM TREE」といったヒット曲を披露し、参集したファンの心を揺さぶりました。然しそれで終わらず、敢えて「きゅうてぃぱんちょす」の楽曲も演じ、ファンを驚かせました。アンコールでは、代表曲「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」が耳に響き、様々な思いが交錯する中で追悼ライブ「お〜い、ヒロイシ！」は幕を閉じました。今回のライブは即完売となり、チケットを入手できなかったという問い合わせも多く聞かれました。その声に応える形で、全国ツアー「続・お〜い、ヒロイシ！！〜野音ツアー全国行脚編〜」が発表され、9月12日の神奈川KT Zepp Yokohamaから始まり、全国9都市で全21公演が予定されています。これにより、全国のファンと共に廣石さんへの追悼の思いを深めることができるでしょう。特に大阪での公演は、10月3日・4日にZepp Nambaにて行われます。チケットは一般発売に先立ち、オフィシャルサイトでの先行抽選も行われるので、ファンは今からそのチャンスを逃さないよう要注意です。この秋、心温まる追悼の場として、思い出の楽曲が響くことを期待しています。