冨永愛が伝統体験
2025-03-03 08:31:16

冨永愛が高知の民間信仰「いざなぎ流」を体験する特別番組の魅力

冨永愛が高知の民間信仰「いざなぎ流」を深く体験



3月5日、毎週水曜の夜10時に放送される「冨永愛の伝統to未来」では、高知県香美市物部町を舞台に、冨永愛が古くから受け継がれている民間信仰「いざなぎ流」を体験します。番組は、伝統文化を未来へと継承することの重要性を伝える貴重な内容です。

冨永愛が宿泊した「まきの宿」では、いざなぎ流の伝統を継承するための活動が行われています。この宿では、御祈祷に用いる御幣(ごへい)の切り方や、いざなぎ流舞神楽の体験ができます。いざなぎ流は、陰陽道や神道など様々な信仰が融合して生まれた特異な民間信仰であり、その魅力は深く、文化的な価値が高いものとして評価されています。

「いざなぎ」とは、いざなぎ流の起源に関わる神様に由来します。祭文では、占いの天中姫宮がいざなぎ大神から祈祷法を学び、日本に伝えたことが語られています。いざなぎ流の重要な側面の一つは、これを習得した者が「太夫」と呼ばれ、代々口伝で伝承してきたことです。この伝承は、1980年に「国重要無形民俗文化財」に指定され、歴史的な重要性を持つものとなっています。

この地域では、太夫が家庭を訪れ、病気祈祷を行うことが一般的でした。しかし、現代では太夫の高齢化が進み、後継者不足が課題となっています。物部いざなぎ流神楽保存会の会長である佐竹美保さんは、数百年にわたる伝統を途絶えさせないため、子ども達に舞神楽を教える取り組みを続けています。

冨永愛の体験の中でも特に注目されたのは、「御幣切り」と呼ばれる儀式でした。御幣は神や精霊を象徴するもので、祈祷の目的や場所によって形が変化します。その数は200を超え、冨永愛は「天神の払い幣」を切る挑戦をしました。上手に切れたら「生き幣」となり、効果があるとされることに。その緊張の瞬間を経て、彼女はどうなったのでしょうか。

さらに、イベントでは4人の太夫によるいざなぎ流舞神楽の披露も行われました。太鼓のリズムに合わせた舞いは、神秘的で不思議な雰囲気を醸し出しました。冨永愛も感動しており、「とても不思議で神秘的で、なんともいえない気持ちになった」と話しています。

今年1月3日には、高知県立美術館ホールでの略式御祈祷神楽の公演がありました。ここでも、太夫たちが一日で行う略式の御祈祷が行われ、子どもたちの舞も披露されました。しかし、太夫の高齢化により、この公演が最後になるかもしれないと佐竹さんは懸念を示しています。冨永愛も、「日本の原風景ともいえる民間信仰いざなぎ流の宝を未来へつなぐことが大切だと感じた」と強調しました。

この特別番組「冨永愛の伝統to未来」では、冨永愛が各地の伝統文化を紹介し、今いる現実や未来に向けた課題を掘り下げていきます。高知の「いざなぎ流」を通じて、日本の素晴らしい文化を rediscover し、皆さんもその魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

番組はBS日テレで、3月5日と12日両日ともに夜10時より放送されます。さらに、番組の公式SNSでは、貴重なオフショットも公開されるので、お見逃しなく!


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