長野県渋温泉の新たな魅力、歴史溢れる小石屋旅館の再生

長野県渋温泉に新たにオープン、歴史息づく小石屋旅館

2024年12月20日（金）、長野県の渋温泉に新しい旅館「小石屋旅館」が運営をスタートします。この旅館は、株式会社ホワイト・ベアーホテルズの手によって継承されたものであり、開湯から1300年の歴史を誇る渋温泉に立地しています。

昭和初期の魅力を継承した客室

小石屋旅館では、昭和初期に職人たちの手によって造られた趣ある和室を大切に残しつつ、現代の旅行スタイルにぴったりな快適でカジュアルな空間へと生まれ変わりました。お客様は、心温まる和の空間に身を置きながら、ゆっくりと時を忘れることができます。客室は、和室・和洋室ツインルーム・ドミトリー・グループルームの4タイプから選べるので、ひとり旅やグループ旅行にも対応可能です。

渋温泉の魅力とスノーモンキー

温泉街として名高い渋温泉は、湯けむりが漂う石畳の中に立ち並ぶ旅館や飲食店で賑わっています。ここでは、宿泊者が地元の住民とともに1泊住民のスタイルで過ごすことができ、地域に溶け込みながら温泉を楽しむことができます。また、近隣には有名なスノーモンキーで知られる地獄谷野猿公苑もあり、雪深い山の中で温泉に浸かる猿たちを観察することもでき、多くの観光客が訪れます。冬の季節には、真っ白な雪景色の中で見る猿たちがとても愛らしいです。

九湯めぐりで温泉三昧

渋温泉では、馬鹿にされた九湯めぐり（厄除巡浴外湯めぐり）というユニークな外湯巡りが体験できます。歴史的な外湯を巡り、各温泉の異なる源泉や効能を楽しむことができるプログラムです。九湯めぐりでは、お客様が祈願手ぬぐいにスタンプを押しながら進み、最終的に「渋高薬師」に参拝することで満願成就とされています。ご利益として広く知られているのが、厄除けや安産育児、不老長寿の願いです。このユニークな外湯巡りは、宿泊者だけが利用できる特典です。

カフェ＆レストランでのひととき

旅館の1階には、こだわりのコーヒーや和定食などを提供するカフェ＆レストランも併設されています。この場所は宿泊者だけでなく、訪れる全てのお客様にご利用いただけます。特に温泉街唯一のエスプレッソマシンを使ったコーヒーを味わいながら、ほっこりとしたひとときを過ごすことができます。お食事メニューが充実しているため、観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。