岡山大学で開催されたシンポジウムが地域の女性活躍を推進

岡山大学での新たな試み

2025年11月25日、岡山大学鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallで「岡山たいようプロジェクト × WePRO シンポジウム」が開催されました。主催は山陽新聞社、共催には岡山大学が名を連ね、このシンポジウムは地域の若者や女性が活躍できる場を創出することを目的としています。

シンポジウムの目的

「岡山たいようプロジェクト」は、岡山を“住みたい・働きたい地域”にするための取り組みです。このプロジェクトは特に若者と女性の定着を推進し、多様な働き方を実現することを目指しています。シンポジウムでは、女性のキャリア形成について男女が一緒になって議論を交わし、地域の多様性を高め、岡山が選ばれる街となるための具体策を模索しました。

那須学長のトークセッション

シンポジウムでは、岡山大学の那須保友学長が、「“女性が輝く”を地域の力に～好循環を生み出すカギとは？」をテーマにトークセッションを行いました。那須学長は、性別を問わず多様な人材を育成するための取り組みとして、テニュア・トラック制度やリーダー育成プログラムを紹介しました。

さらに、大学入学前から大学院へのキャリアパスの重要性を訴え、組織の変革にはトップの意識が不可欠であることを強調。北風と太陽の寓話のように、強制ではなく自然な気付きを促進する加わりが求められます。