AGF鈴鹿と鈴鹿市が地域の安全を支える新たな一歩
近年、自然災害の頻発が懸念される中、地域社会の安全を守るための取り組みが重要視されています。そんな中、味の素AGF株式会社の生産関係会社であるAGF鈴鹿株式会社は、三重県鈴鹿市と協力し、大規模災害時における電力や飲料水の提供に関する協定を締結しました。この協定は、地域住民の生命と安全を守るための新たな試みであり、2025年から2026年にかけての有効期間を有します。
協定の背景と目的
鈴鹿市の末松則子市長とAGF鈴鹿の社長、富樫政昭氏が署名を交わしたこの協定は、地域貢献を念頭に置いたもので、大規模災害発生時には、市からの要請に基づいて、AGF鈴鹿の事業所内から得られる電力と飲料水を無償で提供することを約束しています。この取り組みは、鈴鹿市が掲げる「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた一環でもあります。鈴鹿市は、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指しており、協定を通じて地域の災害対策を強化していきます。
提供されるサービス
協定に基づき、AGF鈴鹿では以下のサービスが提供されます:
1.
電力の提供: 大規模災害時には、太陽光発電システムから発電された電力を活用し、地域住民が使用できる携帯電話充電ロッカーを開放します。このロッカーは一度に約50名分の充電が可能です。
2.
飲料水の供給: AGF鈴鹿の事業所内に設置されている水汲み場から、地域住民に向けた飲用水の給水サービスも行います。これにより、災害時における安心感を提供します。
AGF鈴鹿の取り組み
AGF鈴鹿は、2006年に設立されて以来、地域に根ざした企業活動を行ってきました。「AGF®ブレンディ®の森」鈴鹿活動では、地域の森の保全活動に取り組んでおり、自然環境を次世代へと引き継ぐ努力をしています。2024年には、森の間伐材を利用したコーヒー豆焙煎体験など、新たな取り組みが予定されているということです。
このたびの協定締結は、AGF鈴鹿が地域の安全にしっかりと寄与していく姿勢を示すものでもあり、住民の皆さんにとっても心強いニュースです。災害時に頼れる地域の企業として、AGF鈴鹿が一層信頼されていくことを期待しています。
まとめ
AGF鈴鹿と鈴鹿市によるこの協定は、地域社会における防災体制の一環として大きな意味を持ちます。協力を通じて、災害に強い町づくりが進むことを願ってやみません。地域住民の皆さんも、これを機にAGF鈴鹿の様々な取り組みに触れ、共に安全な地域づくりに参加していくことが重要です。
【AGF鈴鹿について詳しくはこちら】(https://agf.ajinomoto.co.jp/company/suzuka/)
【AGF鈴鹿工場見学サイト】(https://agf.ajinomoto.co.jp/enjoy/factory_tour/suzuka/)を訪れてみてください。