Sony Musicが世界的人気アニメ「Spookiz」全権利を取得し新展開へ

Sony Musicが手がける新たな挑戦、Spookizの全権利取得

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが、世界中で絶大な人気を誇る「Spookiz」の全権利を取得しました。これにより同社は音楽事業を超え、キャラクター・アニメーションコンテンツの制作や展開に乗り出します。これは彼らにとって初の試みであり、今後の動向が注目されています。

Spookizとは？

「Spookiz」は、真夜中の小学校に住むかわいらしいモンスターたちが繰り広げる3DCGアニメーションです。登場するキャラクターは、個性豊かで思わず笑ってしまうような魅力にあふれています。例えば、食いしん坊で優しいフランケンシュタインのFrankieや、意地悪なキョンシーのKongkongなど、多彩なキャラクターが視聴者を楽しませています。

公式YouTubeチャンネルでは、609万人の登録者を誇り、総再生回数はなんと31億回以上に達しています。セリフのない短尺アニメが多く、子どもたちに特に人気です。また、2018年には「Spookiz: The Movie」も公開され、こちらは2.8億回の再生回数を記録しています。音楽に強い親和性を持つこの作品は、音楽とキャラクターの融合にさらなる可能性を秘めています。

新シーズンの開始

今後、ソニー・ミュージックレーベルズは「Spookiz」に新たなストーリーを提供し、新シーズンを展開します。これにより、より多様な年齢層にアプローチし、幅広いファンを獲得しようとしています。また、新キャラクターの追加や、音楽とのコラボレーションも予定されており、ファン待望の新たな展開が期待されています。

スタッフのコメント

ソニー・ミュージックレーベルズの代表取締役社長、辻󠄀野学氏は「新たなチャレンジとして、世界中のファンが愛するSpookizの権利を取得した」と語り、音楽事業で培った経験を活かしてキャラクターたちをスターに育てていく意欲を示しています。アニメーションや音楽の中で人間味を感じさせる活動を進めることで、新しい形のエンターテインメントを実現したい考えです。