HARTiの挑戦
2025-02-27 10:59:21

大阪文化産業を革新する株式会社HARTiの挑戦と資金調達

株式会社HARTiの新たな挑戦と資金調達



東京都千代田区に本社を置く株式会社HARTiは、「感性が巡る、経済を創る」という理念のもと、文化産業のインフラを築くことを目指しています。このたび、同社は鈴木おさむ氏が率いるスタートアップファクトリーから、プレシリーズAラウンドにおいて6,000万円の資金調達を実施しました。この資金は、スマートプリ機「HARTi Photo®」の全国展開やシステム強化、マーケティング活動を加速するために使用されます。

日本経済と文化産業の現状



近年、日本経済は低迷し続けており、特に新型コロナウイルスの影響で飲食や観光、文化芸術、エンターテインメントなどのクールジャパン関連分野が大きな打撃を受けています。海外からのインバウンド需要が低下し、日本のコンテンツビジネスも国際的な影響力が失われつつあります。しかし、その一方でアフターコロナの現在、日本のコンテンツ産業は新たなステージへと進化を遂げています。

動画配信サービスの普及により、アニメや映画、ゲームといった日本のコンテンツが世界中で注目を集めており、一般層からも支持されています。この成長を背景に、クールジャパン戦略を刷新した日本政府は2028年までに海外市場規模を10兆円、さらには2033年までに20兆円へと拡大する計画を掲げています。

HARTiの資金調達の背景



HARTiは創業以来、日本の文化産業のインフラ構築に力を入れ、リアルとデジタルの技術を活用することでIPビジネスの成長を図ってきました。この市場環境の変化により、同社は海外展開を積極的に進めています。特に、HARTiが開発したスマートプリ機「HARTi Photo®」は、日本のIPを世界に広める新しいプラットフォームとして期待されています。

このプリ機は、従来のゲームセンターに限らず、ライブやフェスといった短期イベントでも利用できるため、マーケット全体の拡大に貢献することが期待されています。また、海外市場においては、商業施設や大型イベントに展開し、日本のIPコンテンツを組み合わせた新たな体験を提供することで、ファンと直接つながる「コンテンツD2C」の実現を目指しています。

資金調達の流れを受けてHARTiでは、以下の取り組みを強化します。
1. スマートプリ機「HARTi Photo®」の追加購入と導入拡大。
2. アプリ開発やシステム強化によるユーザビリティ向上。
3. 海外における認知度向上を図るマーケティング活動の強化。

鈴木おさむ氏からの支持



スタートアップファクトリー代表の鈴木おさむ氏は、「日本のプリクラ産業には大きな可能性がある」とコメント。持ち運び可能なプリ機があれば、様々な場所で気軽に写真を撮ることができると語っています。HARTiの技術と理念が、日本のイベントやエンターテイメントの風景を変える力を持っていると確信しています。

代表のコメント



HARTiの代表取締役、吉田勇也氏は、「人口減少が進む日本市場で、積極的に海外展開を行う事業者が求められている」と述べています。彼はリスクを取って出資を決定した投資者に感謝すると共に、HARTi Photo®のさらなる普及に挑戦する意気込みを示しました。

会社概要



HARTiは、2019年に設立され、資本金は1億円(2025年1月末時点)です。会社の独自性を持つ「HARTi Photo®」は、若者や観光客に新たな体験を提供し、日本の文化やIPを世界に広げるための重要な役割を果たしています。具体的には、イベントでのプリクラ体験を重視し、リアルな場での感動を提供し続けます。

公式ウェブサイトやSNSを通じて、彼らの取り組みや新しいサービスについての最新情報をチェックしてみてください。これからのHARTiに注目です!


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