日本人ダンサーが織り成す魅惑の舞踏！バレエアンサンブルガラ2025東京公演

魅力的な日本人ダンサーの紹介

2025年8月8日、東京都品川区にあるきゅりあんで開催予定の「バレエアンサンブルガラ2025・東京公演」への出演が決まった、2人の才能あふれる日本人ダンサーをご紹介します。彼らはロシアの名門バレエ団、国立サラトフ・オペラ・バレエ劇場で活躍しており、それぞれの個性とスタイルでバレエ界に新しい風を吹き込んでいます。

柴垣未羽さんのプロフィール

柴垣未羽さんは、8歳からエチュードバレエアカデミーでバレエの基礎を学び、2016年にはロシア国立ペルミバレエ学校に留学しました。在学中からの才能は目を引き、2020年に卒業後、2021年からは国立サラトフ・オペラ・バレエ劇場に所属しています。彼女は2022年にソリストとしての地位を確立し、2024年にはリーディング・ソリストに昇格。
さらに、同年には第18回ペルミ国際バレエコンクール「アラベスク」で第3位を獲得するなど、その実力は国際的にも認められています。
彼女の主演作品には「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「ジゼル」「Super Cinderella」など、華やかなバレエ作品が多く含まれており、いずれも彼女の技巧と表現力が光るシーンで構成されています。

廣瀬晃太朗さんのプロフィール

一方、廣瀬晃太朗さんは5歳でバレエを始め、椋木バレエアカデミーでの修業を経て、同じく2016年からロシア国立ペルミバレエ学校に留学。彼もまた在学中に学校公演で主役を務め、その存在感が際立っていました。2020年に卒業した後、翌年から国立サラトフ・オペラ・バレエ劇場に加入し、2022年にはソリストに昇格、2024年にはリーディング・ソリストに昇進しました。
彼もまた、第18回ペルミ国際バレエコンクールにてベスト・パートナー賞を受賞しています。代表作には「くるみ割り人形」「バフチサライの泉」「Super Cinderella」などがあり、彼のパフォーマンスは多彩で、時には力強く、時には繊細な表現で観客を魅了します。

国立サラトフ・オペラ・バレエ劇場とは

国立サラトフ・オペラ・バレエ劇場は、ロシア・サラトフ市に位置する伝統ある劇場で1864年に設立されました。この劇場は1875年に正式に開場し、その後長い歴史の中で、ロシアのバレエ界において重要な役割を果たしています。サラトフ・バレエ団は、古典的なバレエ教育を支える地方劇場として国際的に評価されており、毎年の「ソビノフ音楽祭」では国内外のアーティストが集まる国際的な舞台としても知られています。