エンジンドローン参入
2025-03-11 15:24:20

大阪発の新事業!エンジンドローン事業に参入する椿本チエインの挑戦

大阪発の新事業!エンジンドローン事業に参入する椿本チエインの挑戦



大阪市北区に本社を置く株式会社椿本チエインが、新たにエンジンドローンの製造と販売に乗り出すことを発表しました。この新事業は、同社が培ったモビリティ技術を活用し、2030年には商用販売を目指しています。

エンジンドローン事業参入の背景



椿本チエインは1917年の創業から、さまざまな技術領域で“モノを動かす技術”を追求してきました。最近では、2021年度からスタートした「長期ビジョン2030」に基づき、社会課題の解決に向けた高機能化とオートメーション化への取り組みを進めています。ドローン市場の中でも、高度な安定性や長時間飛行、重量物の輸送が求められる中、エンジンドローンの導入研究が進みました。これにより、無人化・省人化のニーズにも対応できるモビリティとしての期待が高まっています。

エンジンドローン「AZ-250」の特長



椿本チエインが独占製造・販売ライセンス契約を結んだ「AZ-250」は、ガソリンエンジンを搭載しており、エネルギー効率を高めた設計が施されています。これにより、電動ドローンでは難しい長時間の飛行が可能です。具体的には、無積載であれば約7時間、50kgの積載物でも一時間の連続飛行が実現します。また、全天候型のデザインにより、豪雨などの悪天候にも耐えうる特性を持ちます。

主な用途


1. 物資輸送
2. インフラ点検
3. 広域物流

このように、AZ-250はさまざまなシーンでの利用が期待されています。特に長時間・長距離の飛行が求められる場面において強力なツールとなるでしょう。

未来への展望



椿本チエインは、2025年4月から新事業開発センターに専門チームを設置し、エンジンドローンの事業化を加速させる計画です。2030年の商用販売開始を視野に入れ、これまでの製品技術を最大限に活かして周辺設備の生産・販売体制を築くことを目指しています。

會澤高圧コンクリート株式会社とは



エンジンドローンの開発を手掛ける會澤高圧コンクリート社は、コンクリート分野で革新を追求し、自己治癒コンクリートや3Dプリンター用素材といった最先端の研究を行っている企業です。彼らは、伝統的な素材をデジタル化し、新しい価値を生み出すための挑戦を続けています。

結論



椿本チエインが届けるエンジンドローン事業は、技術革新により社会に貢献することを目指しています。物流や防災といった分野での高い需要に応えることが期待されており、今後の展開に注目が集まります。新しいモビリティが私たちの生活にどのような影響を与えるのか、目が離せません。


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