ウィーブ新展開
2025-05-22 07:32:27

ウィーブがマレーシアに現地法人を設立し、グローバルな映像編集体制を強化

ウィーブがマレーシアに現地法人を設立


株式会社ウィーブは、大阪を拠点にする結婚式映像制作会社で、2025年3月3日にマレーシア・クアラルンプールに現地法人「WE’VE MALAYSIA SDN. BHD.」を設立しました。これは世界的な映像需要の高まりに対応し、個人情報の保護や映像データ管理の強化を目指したものです。同社はこの拠点を通じて、安全かつ高品質な映像サービスを提供するとしています。

セキュリティ強化に向けた取り組み


結婚式映像制作において、編集作業を外部に委託することは一般的ですが、情報漏洩やデータ紛失などのリスクがあります。これに対処するため、ウィーブはマレーシアに自社編集拠点を設け、厳格なセキュリティ体制を構築しました。具体的には、編集スタッフは専門の教育課程を修了した者のみとし、プライバシーに配慮した専用オフィスを設置。クラウドでのデータ移動は専用アプリで常時監視され、外部デバイスの持ち込みも禁止しています。また、室内には監視カメラが設置され、ビルへの入館はカードキー制によるのが特徴です。

編集拠点の役割と展望


このような徹底したセキュリティにより、ウィーブは日本で培った『想い出プラスMovie』を基にした高品質な映像制作をさらに発展させる方針です。現地の専門人材の育成も進めており、2025年にはアジア各国への展開を進めるための拠点としての役割も果たしていく予定です。

後から購入可能な結婚式の映像サービス


ウィーブが提供する『想い出プラスMovie』はカップルの「撮っておけばよかった」という後悔を減らすことを狙ったサービスです。通常、結婚式の記録映像は事前に購入が求められますが、このサービスでは結婚式当日を無料で撮影し、その後にサンプル動画を視聴してから購入の決断をできます。これによって買い手の心理的負担が軽減され、約5割の高い購入率を記録しています。すでに5万件以上の撮影を達成し、2025年度にはさらに多くの式場で撮影予定です。

グローバル展開に向けた動き


今後、マレーシア法人の設立を皮切りに、ウィーブは東南アジアを含む国々に向けて、日本の高品質なブライダル映像文化を広める戦略を描いています。これにより、国際的な市場のニーズにも柔軟に応じやすくなると考えています。

会社概要


株式会社ウィーブは、2000年に設立され、大阪を拠点に結婚式映像制作だけでなく、ギフトサービスやメディア事業にも取り組んでいます。『結婚式で後悔するカップルをゼロにする』をミッションに掲げ、今後も多角的なサービスを展開していきます。新たなマレーシア法人は、クリエイティブセンターとしての役割も持ちつつ、アジア市場へのさらなる展開を進めています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。


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