全豪オープンテニス 車いす部門特集
2024年の新たなシーズンが幕を開ける中、1月21日(火)から全豪オープンの車いすテニス部門がいよいよスタートします。この大会に第1シードとして出場するのが、昨年のパリパラリンピックで金メダルを獲得した小田凱人選手と上地結衣選手です。WOWOWのインタビューで、彼らの意気込みや進化への情熱を伺いました。
小田凱人選手の挑戦
小田選手は、連覇を目指して1回戦でオーストラリアのA.パーカー選手と対戦します。インタビューの中で、彼は「まだまだ変わる余地がある」と語り、多くの選手が活躍する中で自らのスタイルを貫いて新しい挑戦を続ける意義を強調しました。また、彼は「200㎞のサーブスピードを目指す」とも宣言し、その挑戦がどのように実を結ぶのか、大いに期待が寄せられます。
>「自分が波を作る感覚で挑みたい。新しいことにチャレンジして勝つことが今のモチベーションです。」
彼はまた、自身のサーブの進化を語り、「サービスの球種を隠すことを学んだ」と言います。試合での戦略の幅を広げることを重視しており、これによりゲーム全体を見据えたプレーを磨いています。
上地結衣選手の成長
一方、上地選手は昨年を「大きな1年」と振り返り、結果だけでなく自分のパフォーマンス向上にフォーカスすることを強調しました。彼女は新シーズンへの意気込みを語り、「自分の過去のプレーをしっかり振り返り、一つ一つアイデアを具現化していきたい」と明言しました。眩しい未来を目指し、さらなる成長を遂げようとする姿勢は、多くのファンに刺激を与えることでしょう。
>「これからも見ていただけるパフォーマンスを続けていきたい。」
上地選手も、テニスのスタイルがパワーテニスへと変わりつつある現状について触れ、さらなる進化に向けた車いすの調整を進めていることを明かしました。
期待される2人のパフォーマンス
小田選手と上地選手、両者はそれぞれの目標に向かい邁進しています。彼らの挑戦は、ただ単に勝利を目指すだけでなく、車いすテニスの未来を切り開くものであると感じさせてくれます。全豪オープンでの彼らの戦いがどのように展開されるのか、非常に楽しみです。
放送情報
全豪オープンテニスは、1月12日から26日までWOWOWにて連日生中継されます。また、WOWOWオンデマンドでは全コート・全試合をライブ配信しています。
こちらのインタビューを通じて、彼らの真剣な眼差しや未来への展望を知ることで、今年のグランドスラムの見どころが一層明確になることでしょう。さあ、今後の彼らの活躍に期待が高まります!