珍獣Night 第二夜 - 探索と対話のひととき
いよいよ大阪で独自の視点から生きものの魅力を語り合うトークイベント「珍獣Night 第二夜」が開催されます。このイベントでは、オオグソクムシ、ナメクジ、ナマケモノの専門家たちが一堂に会し、それぞれの研究背景や、生きものを知ることの意義について深く探ります。
イベントの背景と目的
株式会社hotozeroが運営する「ほとんど0円大学」による本イベントは、昨年の「珍獣Night」の続編として位置づけられています。同メディアで話題を呼んだ連載インタビュー「珍獣図鑑」を元にした書籍『先生!なぜその生きものに惚れたんですか?』の出版を受けて実施されます。本書は生物学者たちの熱い思いを語った内容で、参加者は懐かしの生きものへの興味や疑問を持ちながら、当日を迎えることでしょう。
登壇者のご紹介
森山 徹(信州大学 繊維学部 准教授)
オオグソクムシの心理についての研究に従事し、動物行動学や比較認知科学の専門家です。著書『オオグソクムシの本』では、独自の観察と実験に基づく深い見解を提供しています。
宇高 寛子(岡山理科大学 生物地球学部 准教授)
ナメクジの生態や行動に関する研究を行っており、著作も多数。彼女のナメクジへの情熱は、彼女の研究の核心を形成しています。
村松 大輔(奈良教育大学 自然環境教育センター 特任准教授)
ナマケモノの生態を探り、視覚的コミュニケーションの研究を行っている村松さんは、アマゾンでの現地調査も経験し、その知見を多くのメディアで発信しています。
イベント内容
参加者は、生きものに対する研究者各自の視点を知るだけでなく、実際に彼らと会話することができるチャンスもあります。生きものを「知る」とは何か、という哲学的なテーマを含んだこのトークイベント。 知識の共有を通じて、自身の視点も広がることでしょう。
開催概要
- - 日時: 2025年11月29日(土)16:00~18:00
- - 会場: エマ梅田(大阪市北区梅田2-5-14 桜橋第一ビル303)
- - 参加費: 会場参加500円、登壇者サイン本付き2480円、オンライン無料
- - 定員: 会場30名、オンラインは無制限
参加の注意事項
参加者は事前申し込みが必要です。お早めの申込をお勧めします。未就学児の参加については、事前に相談可能です。
最後に
一般の方に取って、生きものに触れる新たな視点を持つ良い機会となります。オオグソクムシやナメクジ、ナマケモノといった普段あまり注目されない生きものたちに対する理解を深め、この機会にぜひ参加してみてください。魅力的な生きものたちの隠されたストーリーを通じて、思わぬ発見があるかもしれません。