アドベンチャーワールドが地域貢献賞を受賞
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドが、クラウドファンディング企画「再見!パンダファミリー ~未来へつなぐいのちの物語~」により、CAMPFIRE主催の「クラウドファンディングアワード2025」において地域貢献賞を受賞しました。この受賞は、プロジェクトが地域にどれほどの貢献をしたかを示す重要な証拠と言えるでしょう。
プロジェクトの背景
このクラウドファンディングプロジェクトは、ジャイアントパンダの未来を見据えた特別な取り組みです。「FRaU S-TRIP和歌山」というプロジェクトチームが主催しており、株式会社講談社の『FRaU』編集部が実施しています。単に動物や自然を守るだけでなく、私たちの生活の中で、生き物やいのちを大切にする選択をし、それを次世代に引き継いでいこうというメッセージが込められています。
目標金額を上回る約1,290万円が集まり、プロジェクトが成就しました。これに対する感謝の気持ちを、全国の支援者と関係者へと広げる機会となりました。支援者から提出された思い出の写真やエピソードも特別号に掲載され、ファン、パーク、出版社の繋がりが特別な形で結実したのです。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトは、2025年6月17日から7月31日までの間に実施され、支援総額は12,935,099円、件数は3,126件に達しました。特定のURL(
CAMPFIREプロジェクトページ)を通じて、多くの方々がプロジェクトに参加しています。
FRaU S-TRIP和歌山プロジェクトチーム
プロジェクトチームは、2024年10月に和歌山を舞台に自然や文化との共生をテーマにした『FRaU S-TRIP和歌山』を発刊予定です。この本には、アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ4頭の取材ページが含まれ、いのちの尊さや生物多様性の重要性が伝えられます。さらに、2025年6月28日にジャイアントパンダたちが中国に帰国することを受け、貴重な記録を残すためにこのプロジェクトを開始しました。
『FRaU』は、持続可能性に重点を置いた高品質な雑誌やMOOKを制作しており、今回の書籍もその質の高さが期待されています。
クラウドファンディングアワードについて
このアワードは、2017年にスタートし、今年で9回目を迎える年次表彰プログラムです。多くのプロジェクトの中から多様な挑戦や活用事例を称え、クラウドファンディングの持つ可能性を広く社会に伝えることを目指しています。
地域活性化をテーマにしたこのアドベンチャーワールドの取り組みは、ますます多くの人々に認知され、共感を呼んでいます。これからもサステナブルな未来に向けて、大切なメッセージを発信し続けることでしょう。