泥まみれからの逆転劇!
2025年3月21日(金)、お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶが初めての自叙伝『慟哭の冠』を上梓しました。これは単なる自伝にとどまらず、彼の苦闘の歴史、そして栄光への道のりを赤裸々に語る“禁断の書”となっています。
1. 夢を追いかけた高校時代
高校の同級生である村田秀亮と共に2002年、「とろサーモン」を結成。その後、彼らは2006年に第27回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞、08年には第38回NHK上方漫才コンテスト最優秀賞を受賞します。しかし、受賞の栄光の影で、仕事は増えず、苦しい時間が続くことになります。大阪時代の彼らの活動は、栄光と挫折が織り交ざった複雑なものでした。
2. 東京への挑戦
東京へ進出した久保田は、芸人としての地位を確立するため努力を続けました。しかし、そこでも運命は彼に試練を与えました。M-1グランプリでは、なんと9回も準決勝で敗退を喫し、彼の自信は失われていくばかりでした。私生活でも、妻が家を出て行ってしまい、まさに生活はどん底だったのです。
3. 栄光の瞬間
それでも、あきらめずに挑み続けた彼。泥まみれのM-1ラストイヤー、ついに初めての決勝に進出。緊張感が漂う中、彼は見事に優勝を果たしました。この瞬間、彼のすべての苦闘が報われたのです。自伝には、その時の感情や思いをたっぷりと詰め込んでいます。
4. 自伝『慟哭の冠』の内容
『慟哭の冠』の目次は、以下のように構成されています。
1. お笑いに勝ち負けはある
2. Welcome to hell Tokyo
3. エイエンなんてあるわけない
4. 慟哭の冠
5. 思い立ったが吉日
この自伝は、ただの成功物語ではなく、彼が直面してきた挫折や葛藤、そしてそれを乗り越える過程を赤裸々に描いています。読者にとっては、勇気を与えてくれる作品となることでしょう。
5. トークイベント開催
本書の発売を記念して、特別なトークイベントも開催されます。詳細は以下の通りです。
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日時: 2025年4月2日(水)19:00~(開場18:00)
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会場: 新宿ロフトプラスワン
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チケット: 書籍付きで4,400円(飲食代別・要1ドリンク)
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出演者: とろサーモン・久保田かずのぶ他
この貴重な機会に、多くのファンとともに久保田の人生の裏話を聞くことができるでしょう。興味のある方は、是非参加してみてください。
『慟哭の冠』は、久保田かずのぶの過去と未来をつなぐ、感動的なメッセージが詰まった一冊です。彼の苦闘を知ることで、より一層彼に対する応援が強くなることでしょう。