クロちゃんが踏み出した新たな挑戦、恋愛小説『クロ恋。』
お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(48歳)が、小説家としての新たな挑戦を始めることを明らかにしました。2025年3月19日に発売される彼の処女作『クロ恋。』(双葉社刊)は、独自の恋愛観と彼自身の経験を基にしたホラー要素も含む心に響く短編作品が収められています。
恋する心の叫び
本書には、クロちゃんのクリエイティブな面が凝縮されており、特に恋愛に対する彼のユニークな視点が色濃く反映されています。「恐セツ系」として冠されたこの小説には、4つの異なる恋物語が展開されます。
一つ目の短編では、恋愛=実験と考える大学生が主人公。彼の奇妙な恋愛実験は、果たして理想の恋愛に繋がるのでしょうか。二つ目は、幼馴染3人の絡み合う三角関係。ここでは友情と恋愛がどのように交差するのかが描かれます。三つ目の物語は、地球の終わりを迎える中学生たちの切ない思い。最期の日に芽生える恋の行く末はいかに。最後に、勇者を名乗る高校生の不思議な出会いが繰り広げられます。
クロちゃんは会見で、自身が直面した辛いプロポーズの経験をもとに、本書の一部を書き上げたことを明かしました。彼がリチさんに贈った婚約指輪、163万4600円のその指輪を見ながら涙を流して作り上げたと語り、思い入れの深さを伝えました。
希望の光
クロちゃんは会見の中で「この『クロ恋。』が絶対に売れてほしい」と強くアピールし、「お金、取り返したいです」とコミカルに訴えました。彼の執筆活動は、昨年2月にスタート。スマホで少しずつ書き上げるというスタイルで、約1年を費やしての完成に至ったとのことです。
報道陣が注目する中、「どれがプロポーズ後の作品か、ぜひ読者にも楽しんでいただきたい」と言い残し、内容への自信をうかがわせました。会見の終わりには、出版が『水ダウ』のドッキリではないかと問われ、慌てふためくクロちゃんの姿がとても印象的でした。
クロちゃんの文学的才能
彼の独特な文体は、確実に新しいファンを獲得することでしょう。お笑いの“修羅場”を経て生まれた言葉には、胸に響く何かがあり、これからの小説家としてのクロちゃんに期待せざるを得ません。
彼が披露した新感覚の「恐セツ系」小説は、あなたをどのように夢中にさせるのか、ぜひその目で確かめてみてください。小説『クロ恋。』は、今話題の作品。恋愛に生きる全ての人に、心の奥底を揺さぶる感動を届けてくれることでしょう。ぜひご期待ください。