若年層向けカラオケ施策、JOYSOUNDの新たなアプローチとは
近年、若年層をターゲットにしたカラオケ施策が注目されています。業界トップの楽曲数を誇る通信カラオケ「JOYSOUND」を展開する株式会社エクシングは、リサーチ事業を展開する株式会社テスティーと連携し、若年層のカラオケ利用実態や価値観に関する調査を実施しました。
この調査は、若年層(10代後半から20代前半)のカラオケへの興味や行動をより深く理解するためのものです。
調査の背後にある理由
現代では情報収集が容易になり、年代による音楽の好みの差が薄まってきました。しかしながら、若年層はカラオケに対する明確な意志を持っていない場合が多く、選び放題の状況がその決定を難しくしています。こうした実情を踏まえ、エクシングは若年層に向けての新しいマーケティング戦略を模索していました。
調査から得られた発見
調査の結果、若年層は機種へのこだわりが薄いという仮説が確認されました。一方で、「認知はあるが行動に結びついていない」という現象が浮き彫りになり、JOYSOUNDに対するポジティブな認識と選択行動の乖離が問題として顕在化しました。
このギャップを埋めるため、エクシングのコミュニケーションデザイングループは、「まずはJOYSOUNDを選んでもらうための仕組み」を作ることを目標にしました。
導入された「診断コンテンツ」
本プロジェクトの核となるのは、ユーザーの個人特性に基づいてカラオケの楽しみ方を提案する「診断コンテンツ」です。このアプローチは、新たなターゲットの設定方法に基づいています。
診断の設計
診断内容は、ユーザーが回答する「日常の過ごし方」や「価値観」などのデータに基づき、楽しみ方のスタイルを8つのタイプに分類します。各タイプに応じて提案されるJOYSOUNDの機能は、ユーザーにとって直感的に理解しやすく、自分自身にピッタリな楽しみ方を知ることができる内容です。
手軽なチャット形式で実施
診断は手軽に楽しめるチャット形式で提供され、全6問のライトな質問に答えるだけで、自身の隠れたニーズをボトムアップで引き出します。これにより、「自分に合った機種が気になる」といった気持ちを促進し、JOYSOUNDへの関心を高めるのです。
施策の成果
調査の結果、診断コンテンツは若年層の「第一想起」を醸成し、お店での機種選択に繋がる効果を持つことが示されています。特に、若年層にはカラオケの選択肢が多い中で、少ない情報での判断を促すことが成功の鍵となりました。これにより、JOYSOUNDの魅力が十分に浸透することが期待されています。
今後の展望
今後は、この診断コンテンツを通じて得られたデータをさらに分析し、さらなる施策に活かしていく予定です。JOYSOUNDの魅力を多くの若者に届けるために、引き続き新たなアプローチが実施されるでしょう。
カラオケが単なる音楽体験から、より広いエンターテインメント体験へと進化していく時代に、JOYSOUNDはどう進化し続けるのか、目が離せません。