名古屋テレビ放送株式会社(以下「メ~テレ」)が注目の人事を発表しました。2025年6月20日付で、東京都目黒区に本社を構える株式会社トラストリッジがメ~テレグループに加わり、子会社として新たな一歩を踏み出します。
メ~テレとトラストリッジの目的
メ~テレは、今後の経営計画でデジタルメディア領域の強化を掲げており、生活者接点の拡張とクロスメディア戦略の推進を重視しています。この思惑に対して、トラストリッジが持つデジタルマーケティング力やクリエイティブ制作力が大きな役割を果たすことが期待されています。
トラストリッジは、ライフスタイルメディア「macaroni」や、サステナブルな情報を発信する「ELEMINIST」を運営しており、特にSEOやSNSを駆使した高いデジタルマーケティング力を持っています。この協業により、両社の強みが融合し、放送とデジタルメディアの新たな価値を創出しようとしています。
経営陣のコメント
メ~テレの秦直道専務取締役は、今回の参画を喜びあふれる気持ちで迎え、トラストリッジのマーケティング力とコンテンツ力を活かし、視聴者のニーズに応えていく方針を示しました。また、トラストリッジの大場義之代表取締役社長も、この取り組みを新たな挑戦と位置付け、放送とデジタルの融合によって生まれる新しいコンテンツやマーケティングソリューションへの期待を述べています。
両社の概要
メ~テレは1961年に設立され、名古屋市中区に本社を構えています。266名の社員がおり、地元放送業界での豊かな歴史を誇っています。また、トラストリッジは2008年に設立され、目黒区中目黒に本社を置く企業で、38名の社員が在籍しています。両社は異なる視点からメディアやマーケティングを支えており、そのシナジーが注目されています。
今後、この新たなグループ体制がどのように進化し、視聴者や市場にどのような影響を与えるのか、その動向に期待が高まります。両社の成長戦略や新たなコンテンツに注目していきましょう。