四天王寺高等学校中学校と大阪産業局の連携で次世代人材を育てる取り組み

四天王寺高等学校中学校と大阪産業局の新たな協力関係

2025年3月6日、四天王寺高等学校中学校と大阪産業局が包括連携協定を締結します。この協定は、次世代の産業人材やアントレプレナーシップの醸成を目的としており、地域社会の発展に寄与することを目指したものです。特に、女子中高生のキャリア教育やリーダーシップ育成に力を入れるための具体的なプログラムも盛り込まれています。

協定締結の背景

四天王寺高等学校中学校は仏教精神に基づいた教育方針を掲げ、礼儀や思いやりの心を育んできました。一方で、大阪産業局は中小企業の経営力強化や創業支援を行い、地域経済の活性化を図っています。両者の連携により、より多くの女子学生がキャリアの選択肢を広げられる環境が整います。

実施予定プログラム

協定締結式は、四天王寺高等学校中学校の講堂「和光館」で行われ、受付は13:30から開始されます。参加するのは四天王寺学園の理事長をはじめ、校長や常務理事、また大阪産業局の理事長などが出席し、今後の取り組みについて発表を行います。

さらに、協定の締結に先駆けて特別課外プログラムが実施される予定です。このプログラムでは、女性科学者からの直接の指導を受ける機会があり、生徒たちは理系の進路について学ぶことができます。これにより、次世代リーダーに必要なスキルや知識を身に付けることを目指しています。