名作住宅「聴竹居」の魅力に迫るトークイベント開催

名作住宅「聴竹居」の魅力に迫る新たな動き

木々の緑に包まれた名建築、「聴竹居」が100年の時を経て、その魅力を再び私たちの前に示しています。この度、日本の住宅文化を代表する「聴竹居」についての写真集『聴竹居——本屋・閑室・茶室 100年目の全貌』が新たに刊行されることとなりました。著者は写真家としてだけでなく編集者としても知られる小林浩志氏、監修者には、建築の質に定評のある松隈章氏が名を連ねています。

「聴竹居」とは何か

「聴竹居」は、建築家・藤井厚二によってデザインされた、重要文化財に指定されている住宅です。この建物はその名の通り、自然の音、特に竹のざわめきを聴くために設計されたと言われています。2023年には大規模な保存修理が完了し、その姿を新たに生まれ変わらせました。今後、建物の魅力をより多くの人々に伝えるため、特別なイベントが開催されるのです。

書籍の魅力

新たに刊行された写真集『聴竹居——本屋・閑室・茶室 100年目の全貌』には、前述の通り300点以上の写真が収められています。特に、その写真は単なる住宅のスナップショットではなく、藤井厚二の建築哲学やデザイン意図を明らかにするための解説が添えられています。収録された情報を通じて、藤井の描いた「理想の住まい」がいかにして現実となったのか、一つ一つの要素を感覚的に理解できる仕組みです。

トークイベントの概要

この写真集の刊行を記念し、2025年7月16日（水）には、新橋にて著者と監修者によるトークイベントが開催されます。このイベントでは、彼らが語る「聴竹居」の知られざる魅力と、建築家・藤井厚二の思いについて、様々な視点から深堀りしていきます。トークイベントは現地参加、またはライブ配信で楽しむことができ、参加者には「聴竹居」のオリジナル写真プリントがプレゼントされる特典も用意されています。

参加方法

現地参加の定員は30名で、参加費は1,000円。そして、オンライン参加の方には無料でライブ配信が行われます。定員に限りがあるため、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。具体的な参加方法については、イベントの専用ページで確認することができます。

まとめ

名作住宅「聴竹居」は、単なる建物という枠を超え、多くの人々にインスピレーションを与えています。今回の写真集とトークイベントにより、その魅力がさらに多くの人に伝わることでしょう。この機会に、ぜひ「聴竹居」の世界を深く体感してみてはいかがでしょうか。著者と監修者が語る、特別な瞬間が待っています。興味がある方は、公式サイトを訪れて詳しい情報をチェックしてください。新たな視点から「聴竹居」を感じるまたとないチャンスです。楽しみにご参加ください！