2025年秋アニメ・ドラマ視聴ランキング 中間版
2025年11月初旬、TVS REGZA株式会社は、東京都、神奈川県、埼玉県の視聴データ63万台をもとにした秋のアニメとドラマの視聴ランキング中間版を発表しました。今回は、視聴者がどの作品に魅了されているのかを、性別や年代別に分析したランキングをお届けします。
視聴データの集計方法
本ランキングは、リアルタイム視聴のみならず、録画後7日間の再生視聴を集計に含んでいます。特殊な集計方式を採用しており、番組の1/3以上を視聴した機器のみをカウントするため、単なる視聴率とは異なります。また、シーズンの放送済み話数のうち、7割以上を視聴した機器を対象に集計しています。これにより、視聴者の本気度がより反映されたランキングとなっています。
アニメ視聴ランキング
Teens (13-19歳) 部門
全体的に『SPY×FAMILY(第3期)』が強さを見せる中、Teens層で特に人気を集めているのは『ワンパンマン(第3期)』。他の層では知名度が低い『機械じかけのマリー』や異世界モノからの『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』、『無限ガチャ』もTeens層にはヒットしているようです。
M1 (20-34歳) 部門
M1層での特徴的な作品は『3年Z組銀八先生』。Teensで強い『ワンパンマン』とは違い、M1層では『嘆きの亡霊は引退したい』も人気です。若年層に共感を呼ぶ「やる気の無い主人公」が共鳴しています。
F1 (20-34歳) 部門
F1層では『らんま1/2』が目立ちます。この作品はF2層でも高評価を得ており、女性の20〜49歳の視聴者から支持を受けています。さらに『矢野くんの普通の日々』や『太陽よりも眩しい星』などのラブコメ作品の人気が見逃せません。
M2 (35-49歳) 部門
M2層では『嘆きの亡霊は引退したい(第2クール)』が特に際立っています。固定ファンが多いため、視聴継続率も高い作品です。また、異世界モノの人気作『野生のラスボスが現れた!』や『無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが』も注目されています。
F2 (35-49歳) 部門
F2層での特徴的な作品は、F1層でも人気の『桃源暗鬼 (第2クール)』です。他にも『らんま1/2』や『しゃばけ』も高評価を得ております。
M3 (50-64歳) 部門
この層では『無職の英雄 別にスキルなんか要らなかったんだが』が特に人気。『SPY×FAMILY(第3期)』なども入り込み、異世界モノの強さを見せています。
F3 (50-64歳) 部門
F3層では『しゃばけ』が目立ります。異世界モノ以外の選択肢が少ない中、高評価を得た作品です。
総合ランキング 新規作品部門
視聴データを性・年代ごとにバランスよく集計した結果、新規作品部門でのトップは『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』が獲得しました。独特の絵柄と安定した物語展開が高い評価を受けています。続いて『味方が弱すぎ補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』、3位には『無限ガチャ』が名を連ねています。
総合ランキング シリーズ作品部門
シリーズ作品部門では、『SPY×FAMILY(第3期)』が圧倒的なトップを誇りました。心が読めるアーニャのキャラクターと、スパイファミリーの魅力が高く評価されています。2位には『とんでもスキルで異世界放浪メシ2』、3位には『キングダム(第6シリーズ)』が続く結果となりました。
2025年秋ドラマ視聴ランキング
総合ランキング
ドラマでは『ザ・ロイヤルファミリー』が堂々の1位。続いて話題作『じゃあ、あんたが作ってみろよ』が2位、大人気シリーズ『緊急取調室』が3位にランクインしました。
性・年代別ランキング
Teens層のトップは『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で、M1層では『ESCAPE それは誘拐のはずだった』が注目を集めています。計らずも、F1層では全体で女性が主演の作品が人気を得ています。特に、及川光博さんが出演する『ぼくたちん家』が注目されています。
結論
2025年秋に放送されているアニメとドラマの視聴ランキングは、各層のニーズが反映された結果となっています。性別や年代により、作品に対して異なる興味や需要が見受けられ、様々な作品がそれぞれの評価を得ています。視聴データの分析を通じて、視聴者の期待がどのように変化しているのか、今後も目が離せません。
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