大阪の緑化を推進する医療複合施設「i-Mall」がまちなみ賞受賞

i-Mallが地域の緑化を推進

2024年12月20日、医療法人医誠会が運営する医療複合施設「i-Mall」が、第42回大阪都市景観建築賞（通称：大阪まちなみ賞）の「緑化賞」を受賞しました。この受賞は、91件もの中から選ばれ、地域に根ざした活動と環境保全に対する取り組みが高く評価された結果です。

目を楽しませる桜並木

特に「i-Mall」が誇るのは、施設周辺に設けられた緑地空間です。堀川沿いに再現された120本のソメイヨシノが地域の歴史を感じさせる桜並木を形成しています。春にはその美しい花が開き、多くの地域住民や訪問者に親しまれています。さらに、公開空間には沿道ベンチやカフェに面した水景が配置され、リラクゼーションの場を提供しています。

緑の回廊の拡大

また、医誠会国際総合病院では、地域の扇町公園や野崎公園を結ぶ「緑の回廊」づくりを通じて、地域全体の環境緑化に貢献しています。この取り組みは、周囲の自然環境との調和を図り、地域の盆栽文化にも積極的に関与しています。さらに、北棟の屋上で行われる都市養蜂では、採れたハチミツが併設カフェ「さくらテラス」で提供され、地産地消の流れを生んでいます。

日々の管理と今後の展望

これらの取り組みは、医療法人医誠会による日々の植栽管理と清掃によって支えられており、地域の環境に良い影響を与えています。今後も地域貢献と住民の生活質向上、更には環境保護に注力しながら、住民との関係を深めていく所存です。医誠会の活動は、ただの医療提供にとどまらず、持続可能な地域社会の構築に寄与しています。

大阪まちなみ賞の意義

大阪まちなみ賞は、美しい景観づくりを促進するために周辺環境の向上を目的とした表彰であり、その受賞は地域の景観向上に寄与するものです。この賞は、市民から推薦された建物や景観の中で特に評価されるものを選び、地域の誇りを高めています。

医療法人医誠会は1979年から活動を始め、全国に展開しており、国際的にも医療ツーリズムに対応した先進的な医療を提供しています。私たちは今後も地域のために尽力し、さらなる発展を目指していきます。