大阪の森といのち
2026-03-31 15:19:02

大阪の森を守り、いのちを育む「想うベンチ」プロジェクト

大阪府内で進行中の「想うベンチーいのちの循環」プロジェクトは、えいち・つえ・おーリテイリング株式会社(H2O)が地域の自治体や事業者と協力し、いのちや森についての意識を高めることを目的として始められたものです。このプロジェクトでは、大阪産の木材を用いたベンチを製作し、それらを大阪・関西万博に設置。その後、各地域へ引き継がれることで、森やいのちに対する想いを次の世代に伝えようとしています。

実際に作られたベンチは、「静けさの森」と名付けられた空間に設置され、多くの来場者にこのプロジェクトを知ってもらう機会を提供しました。会期が終わった後、これらのベンチは大阪府内の小学校や幼稚園、さらには兵庫県の保育施設などに移設され、地域の人々がその想いを引き継いでいくことになります。

森といのちを守るための未来へのビジョン


大阪の森は、全国的に見ても森林面積が最も小さいものの、その約3分の1は自然環境として存在しています。しかし、近年、木材利用が減少しており、森の管理が滞ることで防災面でもリスクが増してきています。この状況を打破すべく、H2Oは「大阪 森の循環促進プロジェクト」を立ち上げ、その一環で万博を利用し、「想うベンチ」プロジェクトを開始。森の健康のため、地域住民に木材利用の重要性を広めつつ、活動を拡大してきました。

デザインの裏にある想い


このプロジェクトで制作された「想うベンチ」は、通常のデザイン観念を覆すもので、「デザインのための樹」ではなく、「樹のためのデザイン」を重視しています。デザイナーや森林組合、製材所などの連携により、大阪の森に存在する樹々一つ一つの個性を引き出す形で制作されました。また、プロジェクト自体は、単にベンチを作ることに留まらず、体験型のワークショップやウェブメディアを通じて森やいのちのテーマを地域の人々と共有する機会を作っています。

地域との繋がりを深める


プロジェクトが目指すのは、単なるベンチの再利用ではありません。「いのちの循環」をテーマにしたベンチが地域の人々の日常の中にどう活かされていくのか、それを考えてもらうための道筋を作ることが重要だとされています。新檜尾台小学校や豊中市の幼稚園、そして伊丹市の保育施設に設置されたベンチは、引き継がれる先それぞれで、地域の人々がいのちや森に思いを馳せるきっかけを生んでいます。

例えば、新檜尾台小学校では小学生たちが中心となり、ベンチの引き継ぎ式を行うことで、地域の大人たちも交えていのちについて考える場を提供しています。また、豊中市の幼稚園に設置されたベンチは、園児が自然の変化を直に感じる場となり、木が持つ生命力を学ぶ機会を提供しています。

未来へ向けた活動


このように、「想うベンチ」プロジェクトは、ただのベンチを超えた、いのちの循環を考え、森と地域、そして未来を捉え直す活動に進化しています。その結果、地域の人々が集い、共に語らうことのできる場が増え、子どもたちの成長と共に自然の大切さを再認識する支えとなっていくのです。プロジェクトの歩みをまとめたブックも完成し、さらに多くの人々にこの活動が広がることが期待されています。これこそが「真のレガシー」として、今後の地域に繋がるのではないでしょうか。今後も、このプロジェクトの動きを見逃さないでください。


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