遠くにいる家族を優しく見守る「ここわ」が大阪で始まる
TRIAS株式会社が新たに導入する見守りサービス「ここわ」は、家族の安心をサポートするために開発されました。このサービスは、家族が離れて暮らしていても、その日常を見守ることができる仕組みです。2025年12月から全国展開予定で、既に大阪府守口市を含む5つの自治体で補助事業として採用されています。
「ここわ」の特徴とは?
「ここわ」は独自の人感センサーを搭載したIoTデバイスで、特にプライバシーに配慮しています。カメラを使用せず、日常の動きだけを客観的に把握できます。これにより、見守られている方々のプライバシーを尊重しつつ、それを通知で家族に伝えるシステムを構築しました。
手軽な導入を実現
このサービスは、設置の手間を軽減するために設計されており、専用の機器は、見守られる側が電源に差し込むだけで簡単に設置が完了します。また、インターネット回線を必要としないため、ネット環境がない家庭でも問題なく利用できるのが大きなメリットです。
LINEを利用した通知
「ここわ」の利用はすべてLINEで完結します。新しいアプリのインストールを必要とせず、利用者は申し込みから日々の通知の受け取りまで、LINEを通じて行います。これにより、家族も簡単に情報を共有でき、特に高齢者やテクノロジーに不安を持つ方々にとって使いやすいサービスになっています。
大阪での導入背景と今後の展開
高齢化が進む中、65歳以上の単独世帯は今後ますます増加する見込みです。そうした中で「ここわ」が誕生した背景には、見守りの必要性を感じながらも、プライバシーへの配慮や導入の手間が障壁となっている声がありました。これを踏まえての「ここわ」の開発は、多くの家族にとって朗報です。
TRIAS社は、見守り体験の向上と地域密着型のサービスを強化し、さらなる機能開発に取り組んでいく方針です。具体的には、地域の自治体との連携を深め、より多くの家庭が安心して暮らせる環境づくりを目指します。
料金プランとリリース記念キャンペーン
「ここわ」の料金は、初期費用が19,800円(送料無料)で、月額費用は3,300円(税込)です。新規契約者には、最初の1ヶ月が無料になるキャンペーンも展開されています。これにより、初めて利用される方も気軽に試しやすくなっています。
まとめ
「ここわ」は、家族の安心を支える新たな見守りサービス。特に高齢者が一人暮らしをする中で、自立を支援しつつも、私たちが大切にしたいプライバシーを守ることで、利用者の心の安らぎを提供します。これからも期待が高まるこのサービスが、どのように地域社会に広がっていくのか注目です。今後の動向にご注目ください。