クレナズムが待望の新アルバムをリリース
福岡を拠点に活動する4人組バンド・クレナズムが、待望のセカンドフルアルバム『a beautiful days』を2023年5月21日にリリースしました。このアルバムには大ヒット曲「リベリオン」をはじめ、タイのシンガーソングライターQLERの名曲「Blur」のカバーや、地元KBC九州朝日放送の開局70周年記念楽曲「ホーム」、台湾のドリーム・ポップ・バンドI Mean Usとのコラボ曲「木村 楓」などが収録されています。
特に注目のトラックは、アルバムのフォーカストラックである「教えてください、神様。」です。この曲は、クレナズムの代表曲『ひとり残らず睨みつけて』の制作を手掛けた加藤祐介がサウンドプロデューサーとして参加し、疾走感あふれるROCKナンバーに仕上がっています。歌唱力をさらに向上させた萌映のパフォーマンスも見どころの一つです。
また、アルバムのアートワークは台湾の新進気鋭のカメラマン、陳泓旭による京都での撮影が施されています。新しいアー写からも、彼らの音楽に込められた思いやアートへのこだわりが感じられます。
音楽動画がもたらす新たな視点
アルバムリリースと共に、「教えてください、神様。」のミュージックビデオもYouTubeでプレミア公開されることが発表されました。このMVは加藤祐介が総監督を務め、イラストレーターmikumaや映像監督の木葉はづくが参加しています。MVでは、若い世代の複雑な精神を描き出しており、非常にメッセージ性の強い作品となっています。
クレナズムもコメントを寄せており、アルバム制作の際には、普段の何気ない日常の中に潜むやるせない思いに寄り添うことを意識したとのこと。一日の中で感じる憂鬱や孤独、そしてセンチメンタルな瞬間を表現しています。
これからの活動に期待
これまでにクレナズムは音楽だけでなく、映画音楽の制作にも力を入れています。2023年12月には、新進気鋭の映画監督・野田英季が手掛けた映画『ふたりの傷跡』の主題歌を担当するなど、活動の幅を広げています。また、2024年には映画『新米記者トロッ子』の主題歌を手掛けることが決まっており、アジア圏での共演やコラボも進めています。
「美しい日々」というテーマのもとに、日常のやるせない気持ちや孤独感に共感を呼びかけるクレナズムの音楽。今後も彼らの活動から目が離せません。ライブ情報として、2025年には「夏のバリよかワンマンツアー」が福岡や大阪、名古屋などで行われる予定です。チケット発売情報は公式サイトより確認できます。
クレナズムの新アルバム『a beautiful days』をぜひ手に取って、彼らの進化を感じてみてください。