長野のポップカルチャーを支えるアニエラが受賞したクラウドファンディングアワード2025

長野県の誇り、アニエラの挑戦

2024年、お盆を過ぎたある日、株式会社アニエラが喜ばしいニュースを発表しました。長野県松本市に拠点を持つこの企業が、国内最大のクラウドファンディングプラットフォーム『CAMPFIRE』が主催する『クラウドファンディングアワード2025』で、上半期ベストプロジェクトに選ばれたのです。受賞したのは、地域拠点部門の共創の灯賞で、この栄誉は、アニエラの意義深い活動を証明するものとなりました。

受賞プロジェクト『NAGANO ANIERA FESTA 2024』とは

アニエラが手掛ける『NAGANO ANIERA FESTA 2024』プロジェクトは、2017年以来、長野県をポップカルチャーの聖地へと成長させることを目指してきました。このフェスは、その名の通り、地域の自然の中でアニメや日本のポップカルチャーを自由に楽しむ場として、多くのファンに支持されてきました。

今回のクラウドファンディングは、2024年9月22日に発生した傷害事件の影響で公演が中止されたことを受け、損害の補填と次年度以降のフェスの継続開催を目的に立ち上げられました。支援期間は2024年10月18日から12月26日までの計70日間で、835名以上の支援者から総額1,226万円を超える支援が集まりました。

支援の対象とリターン

このプロジェクトの魅力は、リターンの内容です。支援者には、本来、二日目に販売される予定だった公式グッズや、限定アイテム、ウェブサイトや動画への名前掲載など、多彩な特典が用意されています。これにより、支援者はフェスの存続に直接関わっていることを実感できる仕組みになっています。

「クラウドファンディングアワード」とは

『クラウドファンディングアワード』は、2017年にスタートし、今年で9回目を迎えた年間表彰企画です。このアワードでは、CAMPFIREから生まれた多様なプロジェクトを称賛し、クラウドファンディングの可能性を広めることを目指しています。アニエラの受賞は、地域に密着した文化創造への熱い思いが評価された結果です。

実行委員長の思い

受賞を受け、アニエラの実行委員長小林諒氏は、「このたびの受賞は、これまで関わってくださった皆さま一人ひとりの想いの積み重ねの結果です。日本のポップカルチャーには、人の心を動かし、街を明るくする可能性があります。その想いを信じ、これからも挑戦を続けていきます」と、今後の展望を語りました。

今後の展望

アニエラは今後も、長野県をポップカルチャーの土壌として育て、地域の活性化に取り組んでいく方針です。まだアニソンフェスの魅力を知らない人々にも丁寧にその楽しさを伝え、より多くの人が長野県の魅力を感じられる機会を提供したいと強く思っています。やがて青春を彩る新たな文化の風景と、地域の人々の絆がさらに深まることでしょう。

株式会社アニエラについて

株式会社アニエラは、2017年に設立された長野県松本市の企業で、アニメや日本のポップカルチャーを軸としたイベントやフェスの企画運営を行っています。また、アニメグッズの買取や販売を行うリユース専門店も運営し、地域に根ざしたカルチャーカンパニーを目指しています。アニエラは、「人生をもっと楽しく」を理念に掲げ、ファンと共に歩み続けます。

ご興味のある方は、アニエラの公式サイトをご覧ください。また、プロジェクトに関する取材・特集企画等のご相談は、担当の祐川までお気軽にご連絡ください。