概要
16万人もの動員数を誇る体験型展覧会「行方不明展」が、2025年のACC TOKYO CREATIVITY AWARDSで「ACCブロンズ」を受賞しました。この展覧会は、株式会社テレビ東京、株式会社闇、株式会社ローソンエンタテインメントの共同企画で、行方不明をテーマにしたさまざまなアートや展示が特徴です。
「行方不明展」とは
「行方不明展」は、行方不明に関する貼り紙や遺留品、映像、都市伝説など、架空の証拠を集めた新感覚の体験型展示です。SNSでも大きな話題を集め、2025年の夏に東京を皮切りに、名古屋、大阪と巡回展が行われます。この展覧会に足を運んだ来場者は、約16万人にのぼります。現在、大阪を含む各都市で開催中の展示も注目されています。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、国内のクリエイティブを評価する権威あるアワードで、ブランデッド・コミュニケーション部門 Bカテゴリー(ソーシャルインフルーエンス)が注目を集めています。この部門では、ソーシャルメディアやデジタルコンテンツにおける優れたクリエイティビティを表彰するもので、「行方不明展」がその評価を受けました。
受賞の詳細
- - 受賞部門:ブランデッド・コミュニケーション部門 Bカテゴリー(ソーシャルインフルーエンス)
- - 賞:ACCブロンズ
- - 作品名:行方不明展
- - 主催:株式会社闇、株式会社テレビ東京、株式会社ローソンエンタテインメント
展覧会の開催概要
開催期間:2024年7月19日(金)〜9月1日(日)
会場:三越前 福島ビル
開催期間:2024年2月14日(金)〜3月30日(日)
開催期間:2025年7月25日(金)〜10月4日(土)
開催期間:2025年10月11日(土)〜11月24日(月・休)
制作の背景
この展覧会は、ホラー作家の梨氏、テレビ東京のプロデューサー・大森時生氏、そしてホラーエンターテインメントカンパニー「株式会社 闇」が協力して制作したものです。彼らは、現実から隔絶された「行方不明」というテーマを通して、観客に新たな体験を提供しています。
コメント
梨氏は、「30年前に発表された完全失踪マニュアルから30年が経ち、世の中はそれほど変わらないことを実感します」と語り、現在の社会の問題を反映した展覧会であることを強調しています。また、株式会社闇の代表・頓花聖太郎氏は、近年の不穏な感情が受け入れられるようになった背景を語り、この流れをさらに推進できたことに喜びを感じています。
大森時生氏は、「行方不明展」は個人の気持ちから生まれたもので、微かな欠落感を表現したいと述べています。彼は、今回の受賞を嬉しく思い、感謝の意を表しました。
まとめ
「行方不明展」は、体験型の展覧会として、多くの人々の心を掴んでいます。独自のテーマとクリエイティブなアプローチで、今後さらに多くの人々にインパクトを与えていくことでしょう。興味がある方は、是非各地での開催をチェックしてみてください。