現代英国演劇の傑作がスクリーンに登場!
いよいよ5月1日(金)に、ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)の名作『オーディエンス』が、日本で上映されます。この作品は、現代英国演劇の中で最も称賛されている1本であり、キャリアを通じて数々の名作を手掛けてきたピーター・モーガンが脚本を担当。彼は映画『クィーン』やNetflixの『ザ・クラウン』で知られ、英国の歴史を深く描く才能に定評があります。
『オーディエンス』では、イギリス女王エリザベス2世が在位60年間にわたり、歴代の首相と行ってきた「謁見」の様子が描かれています。これらの会話は、憲法上の理由から一切記録されず、また他言無用とされているため、その背後にある事実や感情の渦は、一般には明らかにされていません。モーガンは、歴史的な資料を綿密にリサーチし、その内容を基にドラマに昇華させることで、我々に新たな視点を提供しています。
著名なキャストが集結
本作の演出は、劇場の名匠スティーヴン・ダルドリーが手掛けており、彼は『ビリー・エリオット』や『スカイライト』など数々の舞台作品でその才能を発揮しています。ダルドリーの演出により、歴史に根ざした重みと、巧妙なユーモアが融合し、観客を魅了するエンターテインメントが展開されます。そして、この作品の主演を務めるのは、名女優ヘレン・ミレンです。彼女は本作で、エリザベス2世という人物に見事に化身し、その存在感で観客を引き込む圧倒的な演技で知られます。
謁見の裏側を体験する
『オーディエンス』は、ウィンストン・チャーチルからマーガレット・サッチャー、さらには現代に至るまで、国の舵取りを担う重圧に悩む首相たちと、彼らとの対話を通して女王とその役割を描き出します。時に励ましを送り、時には問いかけることで、女王の人間的な側面が浮き彫りになり、伝統を守り続ける君主としての誇りや葛藤が表現されます。
劇中の彼女のセリフや表情には、国民への責任感や、大英帝国を象徴する女性としての誇りが込められており、観る者に深い感銘を与えることでしょう。
劇場情報
この貴重な作品が上映されるのは、全国の複数の劇場です。具体的には、東京のTOHOシネマズ日比谷、神奈川のTOHOシネマズららぽーと横浜、北海道の札幌シネマフロンティア、名古屋のミッドランドスクエアシネマ、大阪の大阪ステーションシティシネマ、熊本の熊本ピカデリー、そして鹿児島のガーデンズシネマでは特定の日に限り上映が行われます。
『オーディエンス』は、これまでにウエストエンド及びブロードウェイでの上演も成功を収め、さらに人気ドラマ『ザ・クラウン』のインスピレーションともなっている作品です。この機会に、ぜひとも映画館でその素晴らしい演劇体験を味わってみてください。
上映時間
上映時間は約2時間07分(休憩なし)。
作品情報は
こちらから確認できます。どうぞお見逃しなく!