新たなクラウドアプリ管理サービス『クラウドアプリ信頼性評価』の登場
2025年8月1日から、株式会社シーイーシーが新しいサービス『クラウドアプリ信頼性評価』の提供を開始します。このサービスは、企業のクラウドアプリの信頼性評価から利用管理までを一括支援し、特にシャドーITの可視化と管理を実現します。シャドーITとは、企業が把握していないIT資産やアプリのことを指し、これらがセキュリティリスクを引き起こす可能性があります。
サービスの目的と背景
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、多くの企業がクラウドアプリを利用するようになりました。しかし、モバイルデバイスやリモートワークの普及に伴い、これらの管理が複雑化し、シャドーITの数も増加しています。その結果、セキュリティ上の問題が生じ、情報漏えいやその他のトラブルを招くリスクが高まっています。
シーイーシーは、トータルセキュリティソリューションブランド「Cyber NEXT」での豊富な実績を背景に、クラウドアプリの安全な利用を支援する新たなオプションを開発しました。このサービスは、情報システム部門の負担を軽減し、効率的なアプリ管理を実現するために設計されています。
主な機能と特長
『クラウドアプリ信頼性評価』は、以下の主な機能を提供します:
1.
信頼性評価
クラウドアプリを客観的に評価し、安全に利用できるかの判断材料を提供します。評価は、アプリそのものと提供事業者に関する2段階で行います。
2.
ホワイトリスト登録
お客様が選定したクラウドアプリの情報をCASBを介してホワイトリストに登録します。これにより、迅速な利用環境の整備が可能です。
3.
月次レポートの発行
クラウドアプリの利用状況を可視化する月次レポートを発行します。これにより、シャドーITの発見が促され、管理状況の改善につながります。
提供価格とサービス内容
このサービスの提供にあたり、初期費用は税込22万円、月額費用は税込33万円と設定されています。この価格には、信頼性評価3件、ホワイトリスト登録3回、月次レポート作成1回が含まれています。また、企業のニーズに応じたカスタマイズも可能です。
まとめ
企業にとって、クラウドアプリの安全で効率的な管理は、今後のIT戦略において不可欠です。シーイーシーの新サービス『クラウドアプリ信頼性評価』は、最新のセキュリティ実績に基づいた信頼性評価を実施し、自社のIT資産をより安全に扱うための強力なサポートを提供します。これにより、クラウドアプリの使用促進とともに、情報漏えいやセキュリティリスクの軽減を図ることが可能となります。