錦織圭が語った2025年の振り返りと全豪オープンへの意気込み

錦織圭が語る2025年の振り返りと未来への期待

ATP男子テニス界のスター選手、錦織圭選手がWOWOWのインタビューに登場し、2025年シーズンの振り返りや2026年の全豪オープンに向けた意気込みを熱く語りました。シーズンの終了後、約3か月の休養を経て、横浜慶應チャレンジャーで実戦復帰を果たした彼は、ベスト8に進出する力強い戦績を残しました。これから迎える全豪オープンについても語り、その手応えを感じさせました。

体調と戦い続ける意志

錦織選手はインタビューの中で、自身の体調について「悪くはないが、痛みとは戦っています」と告白。全豪オープンまでには痛みを克服する意気込みを見せました。2025年シーズンを振り返ると、良いスタートを切ったものの、その後は思うように試合ができなかったと語りつつ、5月のジュネーブ大会での戦いが印象に残っていることを明かしました。その試合では、自分の楽しさを再発見し、調子を取り戻す感覚を得たとしながらも、その後の怪我が影響を及ぼしたことを振り返ります。

調子との戦い

調子が良かった時にオーバーワークに陥りやすいということにも触れ、「調子に乗らないように気を付けなければいけない」と語りました。今の体の状態を維持しながらも、再びコートに戻り、試合に出場することの大切さを強調。2026年の全豪オープンに対しても、予選からの出場が濃厚であることを踏まえ、「1つでも多くの試合に勝って自信をつけることが最重要」と、その気持ちを欠かさず伝えました。

若手選手への刺激と自身の目標

また、他の世代の選手たち、特に若手選手のプレースタイルについても感銘を受けていると言及。他選手のプレーは自分と重なる部分があり、特にシナー選手の速い展開には「真似できる選手はいない」と絶賛しました。そして、自身の年齢と体力についても触れ、「40歳までテニスを続けたい」という冗談交じりの希望を持ちながら、体の状態を見つつ調整を考えていることを語りました。