サステナビリティレポート制作を革新する「Smart Narrative」
大阪の株式会社ディエスジャパンが、東京に本社を置く株式会社朝日広告社と協力し、企業のサステナビリティやESG(環境・社会・ガバナンス)情報開示を効率的に支援する新サービス「Smart Narrative(スマートナラティブ)」を発表しました。このサービスは、OSAKA ゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション(OZCaF)に加盟する企業向けに提供される予定です。
サービスの概要と特徴
「Smart Narrative」では、CO₂排出量の計算からESG評価、さらにはサステナビリティレポートの作成と外部への発信まで、全てをワンストップで支援します。特に、このサービスの大きな特徴は、独自に開発されたAIを活用して行う情報収集とレポート制作の迅速化です。なんと、最短2カ月という短期間でレポートを完成させることが可能となりました。
従来のサステナビリティレポートの制作には、情報収集やデータ選定、構成設計など、多くの工程が絡むため通常は1年近くかかることがありました。しかし「Smart Narrative」により、このプロセスは劇的に効率化されます。
活用する最新技術
このサービスは、国際基準をもとにしたESG評価が可能なプラットフォーム「Synesgy」と、CO₂排出量を算定するシステム「ファストカーボン」を組み合わせています。これにより、企業は定量データに基づいた透明性のある情報開示が実現できると同時に、自社のESGの立ち位置も正確に把握可能です。
プラットフォームは、特に初めてサステナビリティレポートを作成する企業にとっても大きな助けになるでしょう。専門家がサポートし、簡単に使える仕組みを整えています。
開発の背景
近年、サステナビリティやESGに関する情報開示の重要性は増す一方で、多くの企業がその対応に苦労しています。「専任の担当者がいない」「必要なデータが社内に散在している」といった悩みが多いため、こうしたニーズに応える形で「Smart Narrative」が誕生しました。
これまでディエスジャパンは、1985年の創業以来、リユーストナーの製造・販売を通じてリサイクルや資源循環に貢献してきましたが、最近では脱炭素支援事業へもシフトを進めてきました。サステナビリティに関する知見を持つディエスジャパンと、情報編集・クリエイティブ力に自信のある朝日広告社が連携することで、より強力なサポート環境が整いました。
サービスの3つの特長
1.
客観的なスコアリング: 世界中で使われる「Synesgy」により、定量的データに基づいた評価が可能です。
2.
自動算定の効率化: データを取り込むだけで、専門的なCO₂排出量の算定が自動で行えます。
3.
レポート制作のサポート: レポート専用AIにより、情報を効率よく整理し、質の高いレポートを迅速に提供します。
このように「Smart Narrative」は、企業が直面するサステナビリティ情報開示の課題に対し、実践的かつ効率的な解決策を提供します。企業の社会的責任や環境への配慮が求められる現代、こうしたサービスはまさに革新といえるでしょう。大阪から全国へ、さらにはグローバルな視点でサステナビリティを推進していくことが期待されます。