終戦から80年、あなたの「戦争の記憶」をつなぐ105分の特番

特別番組『J-WAVE SPECIAL QUEST FOR PEACE』で思いを中継

2025年12月31日（水）19:00から放送される特別番組『J-WAVE SPECIAL QUEST FOR PEACE』は、戦後80年を迎えたこの特別な日にリスナーの「戦争の記憶」を未来へ届けるための105分間の特番です。ナビゲーターにはおなじみのジョン・カビラが登場し、多くの人々が語る彼らの思いを掘り下げていきます。

この番組は、2025年8月15日の放送でリスナーから寄せられた約400通のメッセージを基にしています。戦中や戦後を生き抜いた人々の体験談や家族から伝えられた物語、さらには平和を希求する声が寄せられました。これらの貴重な記憶は、時代を超えたメッセージとして、今の私たちに何を語りかけているのかを探ります。

番組で紹介される内容

特に本番組では、8月15日の放送で紹介しきれなかったメッセージをさらに掘り下げ、戦争の始まりから沖縄戦、学徒出陣、引揚げまでの流れを背景にそれぞれの経験を踏まえた内容を紹介します。戦争を知らない世代が増えている今、語り継がれる物語への耳を傾けることが何を意味するか、私たちはどう記憶を残し、つなげていくことができるのか、考えていくきっかけとなることでしょう。

スペシャルゲストとの対談

番組には特別ゲストとしてジャーナリストの青木理さんも参加します。彼とジョン・カビラは「戦後80年の今、記憶をどう受け止め、未来にどうつなげるか」というテーマで語り合い、リスナーから寄せられる個々の記憶と青木さんの持つ社会的視点を交差させながら、現代における戦争と平和について考察します。

世代が変わる中、「戦争を直接知らない」という状況が増えていく今、80年間の記憶と社会との距離がどのように変わったのかを問いかけます。また、私たちがどのような言葉で未来へ記憶をつなげていけるのかも、対話を通して見つけ出していきます。

リスナーへのメッセージ

この特別番組を通して、私たち一人一人が持つ、「戦争」という歴史の重みを再確認し、それを今後どう受け止めていくかの大切さが感じられることでしょう。入手したメッセージは全てが貴重な証言であり、一緒に未来へ向けた思いを寄せ合う機会となります。

放送はラジオ局J-WAVE（81.3FM）で行われ、radikoでも1週間聴取可能です。ぜひ、耳を傾け、あなた自身の「戦争の記憶」を考える時間を持ちましょう。