澤村光彩の2nd LIVE『Screen Destruction』が大成功を収めたレポート

澤村光彩の2nd LIVE『Screen Destruction』レポート

1月19日、未来型ライブ劇場「harevutai」にて、SNSのフォロワー数が200万人を超えるアーティスト、澤村光彩の2度目のライブ「Screen Destruction」が開催されました。前回から会場のキャパシティーを倍増させるも、チケットは瞬時にソールドアウトし、会場の熱気は配信でも伝わりました。

このライブのタイトル、「Screen Destruction」には、スクリーン越しではなく、リアルな場を大切にしたいという彼女の強い想いが込められています。オープニングのSEが流れると、ファンからの熱い声援が響きわたり、澤村がステージに登場。「2nd LIVE行くぞー！」という力強い掛け声とともに、1曲目「限界ロストワールド」のプレイが始まります。

そのエネルギーは圧倒的で、まるで最初からクライマックスのような輝きを放っていました。続く「トランジスタ・駄・デカダンス」では、ファンの「最高！」という声が会場を盛り上げ、サイケデリックなサウンドの中でも、彼女の可愛らしい振る舞いが目を引きました。しかし、澤村光彩は可愛さだけでなく、激しい情熱をも持ち合わせています。「狂わせて狂わせて！今」と叫ぶ姿は見る者を惹きつけ、彼女のヴィヴィットな魅力を十分に引き出しました。

さらにMCを挟んで、TikTokで話題の新曲「スキャットキャットノイローゼ」が披露されると、彼女の動きや表情からはキラキラしたオーラがあふれ出します。がなりあげるように歌ったり、感情を込めてセリフを刻む様子からは、アーティストとしてのスキルの高さがうかがえました。「イガク」では、彼女の技術力が遺憾なく発揮され、早口言葉のような歌詞を落ち着いて歌いこなす姿には、感嘆の声が上がります。

パフォーマンスのクライマックスである「憑いていく」では、コール＆レスポンスを通じてファンとの一体感を生み出し、「触れて痛い」や「瘡蓋」など、バラエティに富んだ楽曲を次々と披露。特に、最後のMCで「持ち曲が少ないので、これでラストスパートになります」と告げた時には、ファンからは「もっと演って！」「あと5時間！」の声が飛び交います。そんな熱気の中、澤村は照れ笑いしながら「新曲を持ってきました、なんと作詞は私が担当しました！」と、ファンに特別なサプライズを届けてくれました。

新曲「ほしに誓う」では、彼女は心の奥に秘めた想いを語りかけるように歌い、その姿勢に観客は引き込まれます。中には涙を浮かべる彼女の姿に、ふと彼女の特別な想いを感じる瞬間もありました。

最終曲「致死量ダーリン」では、感動的な雰囲気を一変させ、パワフルなエネルギーで締めくくります。回転しながらツインテールを揺らす姿は、彼女が持つ強さを体現していました。そして、本編後には自然にアンコールが湧き起こり、みんなの期待に応える形で2025年の東名阪ツアーが発表されました。その発表に会場は興奮に包まれ、澤村の笑顔が印象的でした。さらに、「スキャットキャットノイローゼ」の配信開始も告げられ、2回目のパフォーマンスでファンを魅了しました。

この日のライブは、感動与えた瞬間の連続でした。澤村光彩の成長を感じさせる、最高のパフォーマンスだったと言えるでしょう。