OSK日本歌劇団が贈る夏の華やかな舞台「レビュー夏のおどり」の魅力とは

OSK日本歌劇団の夏の舞台『レビュー夏のおどり』

2024年9月、OSK日本歌劇団の新たなトップスターとしてデビューする翼和希の華やかなお披露目公演『レビュー夏のおどり』が、8月22日から26日までの期間、新橋演舞場で開催されます。特に注目すべきは、8月23日(土)の16時に予定されているライブ配信です。この度の公演は、過去100年にわたり多くのスターを輩出してきたOSK日本歌劇団にとって、新しい時代の幕開けを象徴する重要なイベントです。

翼和希の新たな一歩

翼和希は2013年にOSK日本歌劇団に入団し、その才能を次々と開花させてきました。強烈な歌唱力と多彩な踊りで、彼のファンは世代を問わず増加しています。特に2023年には、連続テレビ小説『ブギウギ』での役どころが話題となり、劇団外でもその存在感を示しました。新トップスター就任以来、彼は約半年間にわたる記念公演を経て、ついにこの公演を迎えることとなります。

公演内容詳細

『レビュー夏のおどり』は、2部構成となっており、各部に異なる魅力が詰まっています。

第一部：和物レビューショー『翔～Fly High～』

第一部は、花柳寿楽が構成・演出・振付を手掛ける和物レビューです。この部では、日本舞踊の精髄を感じさせる粋な演技や、幻想的な舞踊が展開されます。特に翼和希による「下駄ップ」は必見。日本の伝統的な美しさと、彼の独自のスタイルが融合した魅力的なパフォーマンスが繰り広げられます。

第二部：洋物レビューショー『The Legendary!』

続いて、第一部に続く第二部は洋物レビューショー『The Legendary!』です。この部の作・演出を担当する中村一徳は、かつて宝塚歌劇団でも活躍してきた実力派です。公演は“翼”という言葉にちなんで、新しい時代の到来を祝う幕開けからスタート。心温まるコーラスシーンや、OSKならではの群舞が魅力のひとつ。ラストは、希望に満ちた未来へとつながるフィナーレとなる構成です。