日本酒とAIの融合
2025-06-26 14:58:21

日本酒の新しい楽しみ方!『國酒フェア2025』でAIソムリエ体験

國酒フェア2025での新しい日本酒体験



2025年6月、南港にて開催された「國酒フェア2025」では、日本酒の新たな楽しみ方を提案するためのソムリエAI「KAORIUM for Sake & Wine」が出展しました。このイベントは、全国の日本酒と本格焼酎、泡盛が集まり、「伝統的酒造り」を体験できる絶好の機会です。ここでは、来場者が自分の感性をもとに好みの日本酒を見つけ出す新しい体験が提供されました。

「國酒フェア2025」の概要


「國酒フェア2025」は、全国から400社・1400銘柄の國酒が一堂に会する日本最大級の酒の祭典です。参加者は試飲や購入を楽しむだけでなく、各蔵元とのコミュニケーションも楽しむことができました。また、昨年12月にUNESCOの無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」を紹介するエリアが特設され、飲酒初心者からマニアまで幅広い層が楽しめるコンテンツが充実していました。特に注目を浴びたのは、「日本酒セミナー」です。ここでは、日本酒の歴史や様々な種類、味わいのコツを学ぶことができ、多くの来場者が興味を示しました。

AIソムリエ「KAORIUM for Sake & Wine」の魅力


「KAORIUM」はSCENTMATIC株式会社が開発したソムリエAIで、日本酒やワインの風味を可視化します。このシステムは、来場者が自分の感覚に合ったお酒を見つける手助けをするもので、体験ブースでは「香りと言葉で出会う日本酒体験」がテーマに掲げられました。

来場者は、言葉を用いて日本酒の香りを表現し、自分の好みを見つけるというユニークな体験ができました。また、「香りと言葉で出会う日本酒ワークショップ」では、参加者が日本酒の魅力を更に深く探求し、自らの感性を掘り下げる機会が設けられました。これにより、ただ飲むだけでは得られない日本酒の真髄に迫ることができたのです。

セントマティックの展望


SCENTMATIC株式会社は、香りをデジタル言語化することで、人々の感性を進化させる新たなビジネスモデルを構築しています。代表取締役の栗栖俊治氏は、香りの共創型ビジネスの重要性を強調しており、嗅覚のデジタライゼーションがどのようにビジネスに革新をもたらすのか、今後の展開に期待が寄せられています。

2025年の「國酒フェア」では、日本酒という日本の伝統文化を、最新の技術であるAIを通じて再発見し、楽しむことができる素晴らしい機会でした。今後も、このような新しい試みが多くの人々に日本酒の魅力を伝えていくことが期待されます。


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